ついついドライブに行きたくなってしまう秋。
そんな秋の時期を走る車は、
暑い夏に馬車馬のように炎天下の中を動き回っているので、
相当疲れているはずです。
そこで秋の行楽やドライブに備えて、
トラブルを未然に防ぐためにも、
メンテナンスが必要となります。
しかしメンテナンスといっても、
どんな具体的にどんな部位をすればいいのか、
悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は秋のトラブル防止のために車のメンテナンスする点を、
ご紹介していきたいと思います。
秋にしておきたい車のメンテナンスをご紹介!
夏の間の車の疲れということですが、
車の場合は人間と違って、
症状が出ていればとても分かりやすいですよね。
ところがトラブルに陥ってからでは遅いということで、
こちらでは秋に向けてのメンテナンス項目と、
トラブル回避に役立つグッズをご紹介していきたいと思います。
秋には車のバッテリーをメンテナンス!
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まず最初におすすめする秋の車のメンテナンスは、
暑い夏の間に酷使し続けている、バッテリーのメンテナンスです。
夏の間は日が長いこともあり、
さほどバッテリーには負担がかかっていないはず、
と思いきや、それは間違いなんです。
暑い季節というと、車内ではエアコンが必要不可欠ですが、
エアコンを使用していると、
普段の倍以上の電力を消費し、
暑さも相まってさらに負担をかけるので、
出先でのバッテリー上がりのトラブルの危険性があるんです。
そうならないために、
バッテリーのチェックをしておきたいところですが、
まずはバッテリーの液のチェックです。
電力を使いすぎると、
必然的にバッテリー液が減ってきますので、
そうなってくると悪循環が始まって、
内部の電極が液の中から露出してしまい、
それがさらにバッテリーを傷めてしまうんです。
最近ではメンテナンスフリーのタイプもありますが、
そちらは液の補充は不可能なので、
トラブル回避のためにも新品に取り換える必要があります。
そしてバッテリーの比重も、
秋の重要なメンテナンス項目の一つで、
比重が下がってきているということは、
バッテリー液も、その機能を果たしていないので、
交換が必要ということになります。
まだ大丈夫という過信は、
後々自分を困らせるだけなので、
日頃のメンテナンスでトラブルを回避しておきたいですね。
おすすめなバッテリー液の比重計はこちらです。
こちらのメンテナンスグッズは、
バッテリー液の比重を測定することができるほか、
液の補充をするスポイトとしても使用できますので、
一人二役といったおすすめの商品です。
バッテリーについて詳しく知りたい方は、
こちらの記事も参考にしてみてください。
秋には車のエアコンをメンテナンス!
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夏の間はほとんど使いっ放しのエアコンですが、
こちらにも目に見えないトラブルが潜んでいます。
夏の間に車を駐停車する際には、
エンジンを停止、始動を繰り返すために、
エアコンも必然的に停止、動作を繰り返している状態ですよね。
そうなってくると、エアコンにカビの発生や雑菌の発生を促し、
後々のエアコンのにおいのトラブルになるんです。
このようなトラブルに見舞われる前に、
夏にほったらかしになっているエアコンを、
秋に清掃しちゃいましょう。
エアコンの清掃は、
エアコンの内部のエバポレーターやダクト、フィルターが、
においの原因となりますので、
市販されているスプレーなどで清掃することで、
とても快適にすることができるんです。
秋にこのようなメンテナンスをすることで、
においの原因となるカビや雑菌を落として、
ドライブに備えることができますよね。
こちらがおすすめなエアコン洗浄剤です。
こちらのメンテナンスグッズは、
エバポレーターに直接噴射することで、
付着したカビや汚れを除去することができますので、
プロ並にエアコン清掃を行うことができますよ。
エアコンについて詳しく知りたい方は、
こちらの記事も参考にしてみてください。
秋には車のワイパーをメンテナンス!
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真夏の間に炎天下にさらされている車は、
ワイパーにも影響が出るので、
秋に向けてチェックしておきたいトラブル回避の項目の一つです。
黒い色をしたワイパーですが、
ご存じの通り太陽の光で影響を受けやすく、
癖がついてビビりが生じたり亀裂が入ったりすることで、
雨が降って使った時には、
大変水はけが悪くなるというトラブルが多々見られます。
そうならないためにも、癖がついて寝た状態のワイパーや、
先や根元が剥がれたワイパーは、
秋に向けて早めに交換しておいたほうがいいでしょう。
まだ大丈夫という風に、
このようなワイパーを使用し続けていると、
水はけの問題だけではなくフロントガラスに傷が付き、
最悪の場合は車検が通らずにフロントガラスの交換という
思いがけないトラブルにもなりかねませんので、
高額な出費を抑えるためにも注意が必要です。
こちらがおすすめな交換用ワイパーブレードです。
こちらの交換用ワイパーブレードは、
特殊シリコンオイルを配合しており、
使用すると撥水を開始するというワイパーブレードです。
しかもこちらは、エアスルー構造とエアシェイプ構造で、
走行時のワイパーの浮き上がりを防止し、
十分に機能を発揮してくれるワイパーとなっております。
ワイパーについて詳しく知りたい方は、
こちらの記事も参考にしてみてください。
秋には車のウォッシャーをメンテナンス!
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上記のワイパーの項目に付随して、
ウィンドウォッシャーも、
秋には行っていただきたい車のメンテナンスです。
真夏の間はあまり雨が降ることがなく、
ワイパーを使用する頻度が低いですよね。
そうなると必然的にガラスが汚れることもなく、
ウォッシャー液もあまり使用しないので、
残量などを気にしませんよね。
それどころか節約の為に、
ウォッシャー液の代わりに普通の真水を使用している
という方も少なくありません。
その場しのぎにしていて、
いざフロントガラスを洗浄しようとしたときに、
中途半端に液が出てきて、さらにガラスが汚くなったという、
トラブルの経験はありませんか?
ところが簡単なメンテナンスを行うことで、
そんなトラブルを回避できるんです。
まずは基本的にウォッシャー液を補充することで、
真水よりも洗浄効果が増して、
ガラスをクリーンに保つことができます。
もう一つ重要な点があり、
真水を春や夏に使用する分には問題ないのですが、
冬になり水が氷点下になると凍り付いて、
膨張するのは皆さんご存じですよね。
それがウォッシャーノズルやポンプ、パイプの内部で起こると、
各パーツが破損してしまい高額な修理代が発生しますので、
十分に注意しておきたい項目の一つです。
こちらがおすすめなウォッシャー液です。
このウォッシャー液は、
一般的なガラス洗浄性に加えて、
ガラス自体に撥水効果を持たせてくれるんです。
撥水効果のあるワイパーブレードと併用することで、
さらに効果を発揮してくれるウォッシャー液となっています。
秋には車のライトをメンテナンス!
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秋の車ではヘッドライトやテールランプなども、
メンテナンスしておきたい項目です。
夏の間は日が上るのが早く、日が落ちるのが遅いので、
夜中に移動をする方以外は、
ライトを使用する機会が、あまりありませんよね。
ところが夏至を過ぎると、どんどん日が短くなってきて、
いざヘッドライトを点灯させたときに、
片目になっていたというトラブルの経験はありませんか?
そんなトラブルになる前に、
前方を照らすヘッドライトや、
後続車に自分の居場所を知らせるテールランプは、
事故などのトラブルを未然に防ぐためにも、
メンテナンスしておきたいですよね。
ライトのバルブは自分で交換もできますし、
無駄な工賃を支払うよりもお得になりますので、
是非セルフでの交換をおすすめいたします。
基本的にヘッドライトのロービームやハイビーム、ポジションに、
テールランプのスモール、ストップランプ、
それにウインカーにバックランプは、
絶対条件ですし、切れていると整備不良になります。
ハロゲンを使用している車は、
この機会にヘッドライトにHIDを取り入れるのも、
いいかもしれませんね。
こちらはH4ハロゲンの車を、
後付けHIDに変更できるキットで、
ご自分でも簡単にHID化することができます。
カプラーを差し替えて交換するだけで、
視認性や明るさが格段にアップしますので、
今年の秋は是非、視認性が抜群に上がるHIDを
ためしてみてはいかがでしょうか?
秋には車のボディをメンテナンス!
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秋には車のボディもメンテナスしておきたい項目です。
ワイパーの項目でもご紹介しましたが、
夏の間に炎天下のもとにさらされている車のボディ。
白や明るいボディカラーの車は、さほど傷んではいませんが、
黒や紺などの暗い色に関しては、
黒い紙と同じく太陽光を集めるために、
ボディに焼けが生じるトラブルが発生しやすい傾向があります。
そうなってくると、せっかくのボディのコーティングや、
ワックス効果が薄れてくるというトラブルがおきますので、
秋には改めてボディをいたわってあげる必要があります。
そこで夏の強い日差しが弱まった秋に、
コーティングやワックスを使用して、
再度車のボディをメンテナスしておきましょう。
秋が終わると冬がやってくると、
車にこびりついた融雪剤を、
落としやすくしてくれる効果もあるので一石二鳥ですよね。
今までのコーティングの上に重ねるよりも、
一度古いワックスやコーティングを落としてからのほうが、
水垢などの汚れもありませんし、
一層効果が表れますので、大変おすすめです。
こちらがおすすめなボディコーティング剤です。
こちらは普通のワックスとは異なり、
車のボディの表面に、微粒子のガラスをコーティングすることで、
撥水性だけでなく美しい光沢を持たせることができるんです。
そして驚きなのが、
その持続期間で3年間効き続けるというところ。
少々高い金額でも、
万全な車のボディのメンテナンスができますし、
3年間トラブル無しで過ごせますよね。
車のボディについて詳しく知りたい方は、
こちらの記事も参考にしてみてください。
・車のワックスのおすすめは?人気のワックスをランキングでご紹介!
秋には車の下回りをメンテナンス!
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秋にメンテナンスしていただきたい項目では、
普段目にすることのない、
車の下回りも重要な項目になっております。
夏の間に潮風などの影響を受けた車の下回りは、
先ほどのボディと同じく、
冬に使用される塩カルなどと同じ塩分によって、
錆が下回りに発生しやすくなります。
車種によっても異なりますが、
ボディの鉄板の合わせ目などに特に発生しやすく、
これを放っておくと、たちまち錆だらけとなり、
修理不可能というトラブルに陥ります。
そうなる前に、秋にメンテナンスしておくだけで、
車の錆の発生を防げるんです。
まずは塩分が落ちやすいお湯のスチームなどで、
下回りをよく洗浄します。
そのあとにシャーシブラックや、
車のボディを塩害から守ってくれる塗料を、
まんべんなく塗装しておくのがポイントです。
既に錆が発生している場所は、
ワイヤーブラシなどで錆を落とした後に、
塗装するのも効果的なメンテナンスとなります。
こちらがシャーシコート剤です。
55-6などで有名な呉工業の製品のシャシーコートクリアで、
強力な耐水性塗料で錆や塩害から車を守ってくれるんです。
しかも一般的な塗料とは違う水性で、
有機溶剤を使用していませんので手軽に使用でき、
万が一の際も、すぐに拭き取ることで、
ボディへの付着の心配もありません。
色も元々のボディの色を損ねることがないクリアですので、
安心して使用することができますよね。
秋には車のエンジンオイルをメンテナンス!
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秋には車のエンジンオイルのメンテナンスも、
しておきたい項目の一つです。
こちらの項目は秋に限ったことではありませんが、
暑さが一段落ついた時期に、
メンテナンスしておきたい項目の一つになります。
車のエンジンというと潤滑油を使用しているため、
夏の間はエアコンを使用する都合上、
エンジンも常時フル回転しています。
そうなると、走行距離で計算されるオイル交換時期も、
少し早めてあげなければ割に合いませんよね。
同時に量の点検をすることによって、
エンジンの焼き付きというトラブルを防いでくれるんです。
まずは汚れをチェックして、
汚れがひどければ交換が必要となりますし、
同時にオイルの量も点検しておきましょう。
通常であれば減ることのないものなので、
規定量より減っていれば、
オイル漏れなどの他のトラブルも考えられます。
場合によってはオイルエレメントの交換もしておいたほうが、
後々心配する必要もありません。
こちらがおすすめなエンジンオイルです。
こちらは一般的なエンジンオイルと違い、
エンジン内部の摩擦を軽減し、
トラブルの元であるスラッジの蓄積を抑える効果があるんです。
車を長持ちさせたいならば、
使い捨てのオイルにお金をかけても損はしませんよね。
車のエンジンオイルについて詳しく知りたい方は、
こちらの記事も参考にしてみてください。
秋には車の燃料タンクをメンテナンス!
参照元URL:http://satoauto.jp/
秋には車の燃料タンクのメンテナンスも、
しておきたい項目の一つです。
燃料タンクをどうやって?という声もありそうですが、
夏の間は熱帯夜もありますし、
日中よりも気温が著しく下がる夜もあります。
燃料でタンク内が満たされている場合は別ですが、
中途半端に少なくなっていると、
寒暖差で燃料タンクの内部に水分蓄積して錆の原因となったり、
エンジントラブルの原因になります。
そこで秋に水抜剤を使用することによって、
トラブルを回避できるんです。
この水抜剤とは燃料と水を中和することによって、
自動的に車外に排出することができますので、
特に手を汚すことや手間をかけることがなく、
燃料タンクのメンテナンスをすることができます。
こちらがおすすめな水抜剤です。
こちらの水抜剤は、
燃料タンクに直接投与することで、
水と燃料を中和させて車外に放出させてくれるんです。
金額も手ごろなので、
タンク内をこの金額でトラブル回避できるのならば、とても経済的ですね。
秋には車のブレーキパッドをメンテナンス!
参照元URL:http://www.monster-shop.jp/
最後にご紹介する秋の車のメンテナンスは、
ブレーキパッドのメンテナンスです。
秋というと、食欲の秋、行楽の秋などというように、
車で出かける機会が増えてきますよね。
そんな時にブレーキが効かないとか、
ブレーキが引きずりを起こしているというトラブルがあると、
車を運転している方だけでなく、同乗者も危険にさらされます。
車検に出しているから大丈夫という
過信するのも危険なので、
そんなトラブルになる前にチェックしておきたいですよね。
最近の車ではフロントブレーキは、
ほとんどがディスクブレーキを採用しており、
容易にパッドの状態を確認することができるので、
車に詳しくない方でもチェックできる項目となっております。
またブレーキが引きずりを起こしている場合は、
パッドのライニングが炭化したような状態になり、
ライニング本来の機能は発揮しませんので、
必ず交換しなければなりません。
素人でもさほど難しい作業ではありませんが、
心配な方はディーラーやガソリンスタンドでの交換を
おすすめいたします。
こちらがおすすめなブレーキパッド。
こちらのブレーキパッドは、
純正品ではありませんが純正品と同等のもので、
お値段重視の方にはぜひおすすめしたい商品なんです。
こちらのブレーキパッドはディスクブレーキ用となっており、
リアがドラムブレーキの場合は、
別途ドラム用のパッドが必要になりますのでご注意くださいね。
この記事を読まれた方からは、
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いかがだったでしょうか?
これまで、秋の車のメンテナンスを、
いくつかご紹介してきましたが、
秋に限らず日頃からメンテナンスしてあげることも大変重要なことです。
長く乗るためにも定期的に車のメンテナンスを、
してあげましょう。
以上今回は『秋の車の情報!トラブル回避のためのメンテナンスする点は?』の記事でした。