皆さんは駐車する際の車庫入れは得意ですか?
車庫入れが得意ではないという方は
サイドミラーの角度をきちんと調整できていないのかもしれません。
最近のほとんどの車には、バックモニターが標準で装備されていたり
360度見ることができたりして車の死角が無くなりつつありますが、
サイドミラーは死角を見るための重要な役割を果たしています。
正しいサイドミラーの角度の調整を行うことで
これまでよりも駐車や走行中の確認が楽になると思うので
サイドミラーの角度の合わせ方や調節方法が分からないという方は、
ぜひ参考にしてみてくださいね。
サイドミラーの角度の調整で気をつける点は?
皆さんがサイドミラーの角度を調整する時に
気をつけていることは何を基準にしていますか?
なんとなくサイドミラーの角度を調整していたという方や、
そもそも調整したことがない方もいるかもしれません。
曖昧に調節しているとサイドミラーの役目が充分に発揮されず
死角ができているかもしれなので、
ここからはサイドミラーの角度の調節方法で
気をつける点をご紹介していきます!
サイドミラーの角度の調整では死角をできるだけ無くす!

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大きな車両に乗ったことある人は
車の死角についてある程度の知識があると思います。
しかし、ミニバンや軽自動車にしか乗ったことない方は
あまり死角を意識したことはないかもしれないですね。
実際に軽自動車でも死角は存在しますし、
サイドミラーですべてが見えるわけではありません。
では、どこが死角になりやすいのでしょうか。
特に死角の要因になるのが、車のピラーと呼ばれる部分で
ガラスとガラスを隔てる柱みたいな箇所を
車の前からAピラー、Bピラー・・・とミニバンであれば4つのピラーがあります。

引用元URL:http://car-moby.jp/
なので、サイドミラーで死角になりうる
このピラーの部分を調整して、
角度を合わせていくということが重要になってきます。
現在の技術では死角を完全に無くすことは不可能なので
必要に応じてセンサーをオプションで装着したり、
補助ミラーを装着したりという対策が必要かもしれないですね。
サイドミラーの角度の調整では運転姿勢を正す!

引用元URL:http://alfa4u.doorblog.jp/
サイドミラーの合わせ方で忘れがちなのが、
いつもの運転姿勢でサイドミラーの角度を調整するということが
重要になってきます。
もっと極端に言えば、
シートベルトをした状態で合わせると
自然と正しい運転姿勢になるので
サイドミラーの合わせ方としては正しいと言えます。
調節する時は妙に姿勢が良かったり、
逆に悪かったりすることが無いようにしてくださいね。
良くも悪くもいつも通りの姿勢で
サイドミラーの角度を調整することが大切ですよ。
サイドミラーの角度の調整では助手席側の黄金比で合わせる!

引用元URL:http://wp.paper-driver.jp/
皆さんはサイドミラーの角度の合わせ方に
黄金比があるのをご存知でしたか?
細かく言えば助手席側と運転席側で
若干その比は変わってきます。
まずは助手席側のサイドミラーの上下の比では1:1になるようにするか、
空が見える部分を若干広くとる2/3くらいにします。
また、横の比は自分の車が1/4程度サイドミラ―に写り込むように
合わせてあげるのがベストです。
サイドミラーの角度の調整では運転席側の黄金比で合わせる!

引用元URL:http://wp.paper-driver.jp/
続いて運転席側のサイドミラーの合わせ方ですが
まず上下の比から見ていきましょう。
運転席側のサイドミラーは、空が見える部分を3/4を占めるくらいで
横の比は自分の車が1/5ほど入り込むのが丁度いいと言われています。
上向き過ぎて「駐車時に白線が見えないのでは?」という声が
聞こえてきそうですが、運転席側のドアを開ければすぐに確認できますよね。
運転している時の右斜め後ろは一番死角になりやすい部分でもあるので、
サイドミラーの角度調整としては
空多め、車体・地面少なめという合わせ方がいいでしょう。
地面が見えていない角度で調整してしまうと
駐車する時にサイドミラーの意味がなくなってしまいます。
逆に下向きであれば車線変更時やバイクの確認が遅れて
巻き込んでしまう事故に繋がるので、
上記の記載の黄金比を参考にしてサイドミラーの角度を調整してみてくださいね。
サイドミラーの角度の調整では角度が変わるサイドミラーもある!

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全ての車に搭載されている機能ではないですが、
駐車する時にギアをバックに入れるのと連動して
サイドミラーの角度が調整されて下を向くというものがあります。
通常時のサイドミラーの角度調整と下向きの時の調整があるようで
その機能がある車に乗っている方は注意が必要ですよ。
逆を言えば、走行する時のサイドミラーの角度調整を
駐車時の事を考えないで調整できるので
若干角度や合わせ方も変わってくるかもしれませんのでそこも注意しましょう。
サイドミラーの角度の調整ではフェンダータイプに注意!

引用元URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/
今や絶滅危惧種になっているフェンダータイプのサイドミラー。
タクシーなどに多くみられる
ボンネットにサイドミラーが付いているタイプですね。
現在では電動が主流らしいですが
昔は運転席に乗って調整角度を見て、降りて調整という
面倒なサイドミラーでもありました。
とはいえ、フェンダータイプのサイドミラーだからといって
先ほど紹介した黄金比が変わることはありません。
すべての車種において黄金比を参考にしながら、
自分でしっくりくる角度に調整して合わせてみてくださいね。
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サイドミラーの合わせ方をご紹介してきましたが、
参考になりましたでしょうか?
車に装備されているミラー関係は死角をなくすために
重要な役割を果たしているとご理解いただけたかと思います。
初心者からベテランドライバー問わず、
しっかりとサイドミラーの角度を正しい位置に調整して
安全運転を心がけてくださいね。
以上、『サイドミラーの角度の調整方法や合わせ方は?死角をなくす位置とは?』の記事でした。