皆さんはボンネットの開け方をご存知でしょうか?
ガソリンの給油キャップは開けるけど、
ボンネットは開けたことが無いという人も
多いのではないでしょうか?
女性では、ボンネットの開け方や閉め方を
知らない方もいらっしゃるのではないかと思います。
特に『ボンネットを開けられなくても不便はない』と
思っている方もいるかもしれません。
ですが、エンジンルームの清掃や
オイルゲージのチェックはボンネットを開けないと
できませんよね?
車を長く快適に使うためのメンテナンスや
いざという時の車のトラブルに備えてにも
ボンネットの開け方や閉め方を知識として
覚えておくことをおすすめしますよ。
車のボンネットの開け方は?
ボンネットを開けるという作業は非常に簡単で
3ステップで行うことができます。
難しいことではないので、
皆さんも洗車した時などのきっかけで開けてみてくださいね。
車のボンネットを開けるにはレバーを引きしましょう!
引用元URL:http://anshinkuruma-lab.jp/
①オープナーのレバーを引っ張りましょう。
大抵の車は運転席の足元に、ボンネットが空いている
デザインがされたレバーがあるはずです。
強く引っ張りすぎると、オープナーを破壊してしまう
恐れがありますので、開け方のコツとしては
優しく引いてあげることを意識しましょう。
「ボコッ」というような音がすれば、開いたサインです。
車のボンネットを開けるにはボンネット側のレバーを倒しましょう!
引用元URL:http://asahikawa.toyopet-dealer.jp/
②ボンネット側のレバーを倒しましょう。
室内のオープナーを引いただけでは、
ボンネットはまだ半開き状態です。
ボンネットとボディの隙間に手を入れて
レバーを倒します。
多くの車種はレバーを上下に動かす場合の
開け方ですが、中には左右に動かす場合などが
あるので、うまく使い分ける注意が必要ですね。
レバーの存在が分からなかった人は
黒いプラスチック製のレバーを隙間から覗いて
探してみてくださいね。
車のボンネットを開けるにはステーを挿し込みましょう!
引用元URL:http://003sh.ou-net.com/
③ボンネットステーという棒をエンジンルームの
どこか挿し込める『くぼみ』を探します。
車種によってまちまちですが、
ボンネットを固定する方法は主に3種類あります。
・ステーを固定しなければならないもの
・ステーがロックされるもの
上記の記載のように開け方が若干違う車種もあります。
安全な開け方にはこのステーが必要不可欠なので、
しっかり固定してくださいね。
以上でボンネットの開け方の3ステップでした。
車のボンネットを開けるにはワイパーは倒しましょう!
引用元URL:http://3003.blog.so-net.ne.jp/
よく皆さんがやってしまうことが
ワイパーを立てたままボンネットを開けることです。
この開け方ではボンネットとワイパーが干渉して
ボンネットを傷つけてしまいます。
特にやってしまいがちなのが、
洗車した時にボンネットを開けようとして
ワイパーを立てたままということが多いです。
ボンネットを開ける前には、
ワイパーが倒れているのも確認して開けるように
注意してみてくださいね。
車のボンネットの閉め方は?
ボンネットの閉め方については、
開け方よりも簡単ですのでサクッと紹介していきます。
車のボンネットを閉めるにはステーを外しましょう!
引用元URL:https://www.youtube.com/
閉め方としては、最初にボンネットの支えになってる
ステーを外すことです。
外し方によっては、いきなりボンネットが落ちてくる
危険性も考えられます。
先程、開け方でも紹介した通りにステーには
何種類かありますので、外し方には注意しましょうね。
まずはしっかりと手でボンネットを
押さえながら注意して降ろしましょう。
また、ボンネットが閉まらないからといって
力ずくで無理やりな閉め方ですと
ステーを曲げたり破壊する可能性や、
最悪の場合はボンネットが変形する可能性もあるので
閉め方としては優しくするのがポイントです。
車のボンネットを閉めるには確認をしましょう!
引用元URL:https://minminkuru.com/
ボンネットは開け方でもご存知の通り、
半開きの状態があります。
ボンネットの閉め方が悪いと
半開きのままになることがあります。
半開きの状態で走行しても、
ボンネットが開くことはほぼあり得ませんが
可能性は0ではないです。
また、その状態でいると隙間から雨水や埃、
砂が侵入してエンジンにダメージを与えることも
考えられます。
ボンネットの安全な閉め方としては
閉めた後にもう一度ボンネットを軽く押し込んで
確認してくださいね。
ボディーとボンネットがツライチになっていれば
完璧な閉め方と言えるでしょう。
車のボンネットがレバーを引いても開かない時は?
引用元URL:http://xn--f9jhl2l531nnr2azz4d.com/
ボンネットの開け方の手順は合っているのに
開かないという時は故障が考えられます。
故障原因の一つとして、
ワイヤーが伸びている可能性です。
室内のオープンレバーを引くと、
ワイヤーと通じてボンネットの中のフックが
外れる仕組みになっています。
これが、もしワイヤーが伸びていると
レバーを引いてもフックが外れない訳です。
その他にも、フック自体の故障も考えられます。
さらには、ボンネットを開ける時は車検の時だけで
長期間の閉じっぱなしの場合は
ボンネットとゴムパッキンが固着して
普通の開け方では開かない可能性もあります。
上記の記載のような状態の時は
通常の開け方で開かないことが多いです。
なので、ディーラーに相談することをおすすめします。
フックだけの故障であれば恐らく5000円程度で
交換修理してくれるはずですが、
ワイヤー交換となれば、さらに高くなる可能性がありますので
念のため、覚えておきましょう。
車のボンネットが閉まらない時は?
引用元URL:https://tdr80to180.exblog.jp/
ボンネットの閉め方でつまずいた時は、
まずステーを外していることを確認しましょう。
外れているのを確認しても閉まらない場合は、
ボンネット周辺に余計なものが挟まっていないかなど
確認してみましょう。
その時はもう一度、安全のためにステーを固定します。
国産車の場合は、
ボンネットを20㎝くらいから手を放して
自重で閉める閉め方が推奨されています。
ただ、稀に車内のボンネットオープナーレバーが
引きっぱなしの状態になっていることがあります。
この場合は、ボンネットがロックされていないので
非常に危険です。
オープナーレバーを正常な位置に戻して
再度、同じ閉め方で閉めましょう。
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ボンネットの開け方や閉め方をご紹介しましたが
女性でも簡単に行えそうですよね。
ボンネット自体もそれほど重いものではないので、
それほど力を入れないで持ち上げられると思います。
ただ、女性でネイルをしていて爪の長い方は
部品に引っかかってしまったり、挟めてしまったり
爪が割れてしまった経験がある方も
たくさんいらっしゃるみたいです。
しかも、ボンネットの中はオイルなどで汚れています。
男性も女性も安全に作業する為には
軍手を装着することをおすすめしますよ。
以上、『ボンネットの開け方や閉め方の方法!開かない時や閉まらない時には?』 記事でした。