車内に綺麗な空気を送るためのエアコンフィルター。
そんなエアコンフィルターは、
汚れが酷くなると、
エアコンの風が弱くなったり、
臭くなったりしてしまいます。
しかしエアコンフィルターについては、
知識がない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、車のエアコンフィルターの交換時期や、
交換方法についてご紹介していきたいと思います。
車のエアコンフィルターを交換する時期は?
参照元URL:http://pds.exblog.jp/
さてここでは、おおよそのエアコンフィルターの交換時期の目安について、
いくつかご紹介していきます。
基本的にディーラーの推奨では1年に1度、
又は距離数で言うと、
12000kmに1度、
エアコンフィルターを交換すべきとされています。
もちろん1年に数回しか車を乗らない方は、
必然的にエアコンフィルターの汚れも少ないでしょうし、
距離が12000km走行した状態だとしても、
埃の多い場所を走る方とレース場のような綺麗な場所を走る車とでは、
格段の差が出てしまいますので、一概には言えません。
となると、他の目安が欲しくなりますが、
梅雨に入る前に交換するのもいいかもしれません。
というのも、冬の間はエアコンを使用する頻度が低いために、
いざ暖かい季節になってエアコンのスイッチをオンにしてみると、
なんだか臭いにおいがしてくる、
という経験はほとんどの方が経験されるからです。
臭いの原因いろいろありますが、
その一つとして、エアコンフィルターに、
カビや雑菌などが付着していることが、
臭いの原因の一つとして挙げられます。
そこで梅雨に入る前に交換することによって、
そのにおいの原因の一つを減らしてしまうわけです。
そうすれば、いざエアコンの活躍する時期には、
快適に過ごすことができますので、
交換時期の目安としておすすめします。
車のエアコンフィルターを交換する時に必要な道具は?
車のエアコンフィルターの交換は、
メーカー推奨が1年に1度などとされているような部品で、
露出しているわけではないので何かしらの工具が必要になります。
こちらでは車のエアコンフィルターを交換する際に、
あると便利な道具をご紹介していきたいと思います。
エアコンフィルターの交換を経験済みの方は、
ご存知だとは思いますが、
初めて自分で行うという方は、
こちらを参考にしていただければと思います。
●車のエアコンフィルターを交換するにはクリップリムーバーを!
車の内装といえば、ボルトが使われている部分もあれば、
そこまで重要ではない場所には、
樹脂製のクリップの部品が使われています。
真ん中にプラスドライバーを使うネジがついている物もありますが、
種類は様々で同じような構造が多く見受けられます。
車いじりが好きな方はご存知かとは思いますが、
運がよければ人力のみで外せますが、
何せ樹脂製ですので劣化などによって硬くなり、
抜く際にクリップが割れてしまい、使用不可能ということになります。
このような事態に陥らないためにも、
エアコンフィルターの交換の際には、
クリップリムーバーがあると便利ですし、
車の内装は内張りをはじめ、
いたるところにこの部品が使われていますので、
この機会に購入していても損はしないはずです。
●車のエアコンフィルターを交換するにはノーズプライヤーを!
こちらは聞きなれない呼び名ですが、
俗に言うラジオペンチのことです。
上記のクリップを外す際に、
誤ってクリップを欠けさせてしまったり、
上のつばの部分が折れ曲がり取り付けの時に影響する場合があります。
そうなると人の手では痛くて抜けなくなりますので、
先の細いノーズプライヤーがあると大変便利なんです。
●車のエアコンフィルターを交換するにはドライバーを!
車の部品にはプラスのビスが使われていたり、
部品をこじる際にはドライバーは必ず準備しておきたいものです。
なるべくであれば、
大きさも3種類はあると便利かと思います。
例えば、形が同じということで大きいプラスのネジを、
小さいサイズのドライバーで無理に回そうとすると、
ネジを滑らせてしまい最終的にはプラスドライバーが、
引っかからないという悪循環に繋がります。
またマイナスドライバーに関しても、
パーツをこじる際に、小さなドライバーで大きな部品をこじると、
その部分が陥没してしまったりしますので、
最低限大小3種類は準備しておきたいものです。
●車のエアコンフィルターを交換するにはソケットレンチを!
車種によってエアコンフィルターのついている場所は様々ですが、
一般的なスパナでは回せないような、
奥まった場所にボルトがついていたりする場合には、
ソケットレンチがあると便利です。
この工具は少々遠い位置からでも、
エクステンションで伸ばして使用したり、
ユニバーサルジョイントで斜めの位置からでも、
一定の角度を保ったまま回すことが出来るんです。
ハンドル自体もラチェット式がほとんどなので、
普通のスパナのように回しては外して、
を繰り返す必要が無く作業効率も大幅にアップします。
車のエアコンフィルターを交換する方法のご紹介!
それでは,ここから車のエアコンフィルターの,
交換の手順の説明をしていきましょう。
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車のエアコンフィルターを交換する手順1
参照元URL:http://diy.aine.biz/
まず、世間一般の車は助手席の前に,
グローブボックスという小物入れ(車検証などを入れるところ)
がありますよね。
軽自動車などは、蓋がないタイプのものもありますので、
エアコンフィルター部分の蓋だけが外れる仕組の物もございます。
そこで、グローブボックスごと外すタイプから、
説明させていただきたいと思います。
ほとんどの車がこの方法で行うと想定しての説明になりますが、
最初にグローブボックスの蓋を外します。
蝶番を使われていたり、
樹脂製の部品で蝶番の役目を果たしているものもありますが、
この部品を外します。
このときに、両端又は左右のどちらかにダンパーステーという、
下がり過ぎを防止する部品がついています。
蝶番を外す前にこのステーを外す必要があるものもあります。
グローブボックスごと外れるものもありますので、
注意が必要です。
続いて、グローブボックスを外しますが、
これは4つか6つの外周をプラスのビスで固定されていると思いますが、
ビスを外すとそのまま手前か、タイプによっては上に抜くことができます。
始めは少し強いと思いますが、
車のグローボックスを外すことができれば、
次の手順に移っていきましょう。
車のエアコンフィルターを交換する手順 2
参照元URL:http://diy.aine.biz/
車のグローボックスが外れれば、
正面に写真の様な蓋が現れます。
まずはこのエアコンフィルターの蓋を外します。
この部品は両端の爪で固定されているだけなので、
蓋自体の両端、又は受けの部分の両端を開くようにして外します。
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蓋を外すと上記のエアコンフィルターが見えますので、
これを抜き取ります。
ホンダのライフなどは真ん中に邪魔な部品がありますが、
この場合は分割式のフィルターを使用する必要がありますのでご注意を。
さて、ここからエアコンフィルターの交換となるわけですが、
方法は至って簡単で、
古いものを抜いて新しいものに差し替えるだけなんです。
ただし、どちらの面を上にするという風に、
方向が決まっていますので、
エアコンフィルターの交換をするときは、
よく向きを確認することが大事です。
そして外した蓋をもとに戻せば完了になりますが、
この時にエバポレーターの清掃を行っておいても、
いいかも知れませんね。
車のエアコンフィルターを交換する手順3
参照元URL:http://diy.aine.biz/
エアコンフィルターを交換した後は、
グローブボックスを組み付けましょう。
この作業は簡単な作業で、
外してきた順番に取り付けていくのみです。
ただし、太さが同じようなビスやボルトですが、
使われている位置によって、
長さが違いますので外した場所を覚えておく必要がありますので、
外す前にチェックしておくのもいいですよね。
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いかがだったでしょうか?
これまで、エアコンフィルターを交換する時期や、
交換方法をご紹介してきました。
エアコンフィルターの交換は、
意外と簡単で、
知識がない方でも行えるメンテナンスです。
今年はエアコンフィルターを交換し、
快適な車内空間を作ってみてくださいね。
以上今回は『車のエアコンフィルターを交換する時期や方法のご紹介!』の記事でした。