多くのドライバーが注意を払わない部品で、

ラジエーターキャップというものがあります。

 

ラジエーターキャップとは

エンジンルームの手前にある

ラジエーター上部についているキャップで

一見小さなパーツですが、

ラジエーターキャップは

かなり重要な役割を果たしているんです。

 

また、ラジエーターについている

キャップを単なる栓と考えている人、

少なくないですよね。

 

実はこのキャップは非常に重要な役割を担っており

密閉弁、加圧弁、負圧弁という三つの弁の役割を果たしています。

 

ラジエーターキャップは、

三つの役割を担っているため普通の栓とは異なり、

破損したり劣化したりしやすいパーツ

 

特に部品としてスプリングが使われているため、

このスプリングが劣化すると

正常に働かなくなるケースが多くみられます。

 

ラジエーターキャップが破損すると、

きちんと圧力を制御することができなくなるため、

オーバーヒートが起きやすくなってしまい

錆や変形など目視で確認できる異常はもちろんのこと、

冷却水の温度上昇や冷却水の減り方などの症状から

ラジエーターキャップの異常が疑われる場合は交換が必要

 

今回はそんなラジエーターキャップの交換時期や方法、

必要な工具をご紹介したいと思います。

 

 


車のラジエーターキャップの交換時期は?


参照元URL:https://matome.naver.jp

ラジエーターキャップは

そうそう壊れるものではないですが、

加圧弁のバネ力が低下しているかどうかは

折れていない限り判断が困難なので定期交換がおすすめ。

 

正直にいうと10年くらいは持ってしまうのが普通なんですが、

リスク回避のために高い商品では無いので

5年~7年で交換することをおすすめします。

 

ラジエターキャップを交換する

必要がないと思っている人も多いかと思いますが、

ラジエターキャップが劣化すると冷却水の温度が上昇したり

オーバーヒートを引き起こしたりと

エンジンの焼き付きを起こす原因となりますので

気になった時に交換をしておきましょう!

 

また車検時に車の整備士に相談して

点検していただくが確実なのでそのタイミングで

交換してしまうのもいいと思います。

 

以上のことからラジエーターキャップの交換時期の目安として

車検ごと(2年)の交換

5年毎の交換

10万km毎の交換

ということを頭に入れておきましょう。

 

そしてこのラジエーターキャップですが、

簡単に交換できそうと思われがち。

 

ですが注意が必要なので、

ラジエーターキャップを交換する際は

よく調べてから行うようにしましょう。

 

 


車のラジエーターキャップを交換する時に必要な道具やおすすめは?

早速、車のラジエーターキャップの交換ですが

非常に簡単なもので工具などは一切必要ありません

 

またこのラジエーターキャップには

色々な種類があり、今回はその中でも

おすすめのラジエーターキャップをご紹介したいと思います。

 

車のラジエーターキャップおすすめその1

モンスタースポーツ製のラジエーターキャップ。

 

このラジエターキャップは圧力設定を 1.3気圧まで高めてあり

高回転、高負荷を多用するスポーツ走行時や、

夏場の渋滞など水温が上がりやすい状況下でも

冷却水の沸騰や気化を防止し、

オーバーヒートからエンジンを守ってくれます。

 

またドライビングスポーツの世界では

人気なメーカーであることから信頼性も高いので、

ラジエーターキャップの交換を考えている方には

おすすめの製品ですよ。

 

 

車のラジエーターキャップおすすめその2

STI ラジエーターキャップ 開弁圧1.3bar フォレスター SJG ラジエター スバル / SUBARU

STI正規パーツのラジエーターキャップ。

 

STIとはスバルテクニカインターナショナルといった

スバルの連結子会社のメーカーで

モータースポーツの参画や

パーツ開発、販売をしているメーカー。

 

このラジエーターキャップは

スポーツドライビングやサーキット走行など

過酷な条件でも冷却水の

熱膨張によるオーバーフローを防止してくれます。

 

このメーカーは

スバル車のユーザーやモータースポーツを好きな方には

人気なメーカーで名が知れているので

安全性、信頼度の高い製品なのでおすすめですよ。

 

 

車のラジエーターキャップおすすめその3

【割引クーポン配布中】BILLION/ビリオンハイプレッシャーラジエーターキャップAタイプ

BILLION/ビリオンのハイプレッシャーラジエーターキャップ。

 

純正ラジエーターキャップの場合、

冷却水の圧力を88Kpaに維持するので沸点は124℃ですが

このハイプレッシャーラジエーターキャップに交換すると、

冷却水の圧力を127Kpaまで高め、沸点が10℃以上も向上し

沸騰による気泡の発生を抑えることが可能になります。

 

クーラントを交換しついでに

圧力もアップしたいと考えている方には

非常におすすめの製品ですので

クーラントを交換するときは検討してみてもいいかも知れません。
 

 

車のラジエーターキャップおすすめその4

PIAA SV52S ラジエーターバルブ(ボタン付きタイプ) 日産系

PIAAのプッシュボタン付きラジエーターキャップ。

 

SPACラジエーターバルブは単なるフタではなく

高性能ハイパワーエンジンの

高回転域を多様しながらの長時間走行など、

極めて過酷な状況下においてもパワーダウンを防ぎ、

そのレスポンスと安定したパワーを

確保するクーリングシステムで

このシステムの中でSPACラジエーターバルブは

非常に重要な役割を果たしてくれます。

 

またプッシュボタンがついているので

ロックを外すときに作業が簡単にでき

人気の製品なのでおすすめですよ。

 

 

車のラジエーターキャップおすすめその5

温度計付きラジエーターキャップ。

 

機能性も兼ねたラジエターキャップ1.3k用で

近年、車はコストダウンのため

水温計が装備されてない車が増えていますが、

目安となるメーター機能を付けたアイデア商品です。

 

ラジエーターキャップを外す際、

水温が高いと危ないので

このキャップをつけて確認を行えることから

人気の製品でおすすめですよ。

 

また、温度計はあくまで目安なので

ラジエーターキャップの取り外しの際は

要注意してくださいね。

 

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車のラジエーターキャップを交換する方法のご紹介!

先ほどもお話ししたように

このラジエーターキャップの交換には

工具など必要なく簡単に交換が可能です。

 

ここではその交換方法をご紹介していきますね。

 

 


ラジエーターキャップの交換手順1

ウエス等を被せてキャップを回す


参照元URL:https://www.youtube.com

まずは、水温がしっかり下がっている事

確認した上でキャップを回しましょう。

 

ここで焦ってしまい温度が高いまま蓋を外すと、

火傷や大怪我に繋がる危険がありますので注意してください。

 

 


ラジエーターキャップの交換手順2

一段目のロックを外し内圧を逃がす


参照元URL:http://mecha-quest.com

ラジエーターキャップには安全策が講じられており、

2段階のロックが掛けられています。

 

まずはこのロックの1段目を外すために

ラジエーターキャップを回し1段目のロックが外れたら、

すべて開け切らずに内圧を逃してあげましょう。

 

 


ラジエーターキャップの交換手順3

ラジエーターキャップを取り外す


参照元URL:http://torack7.blog.fc2.com

内圧がしっかり抜けたことを確認したら、

ラジエーターキャップを取り外しましょう。

 

ここで打ち圧がしっかり抜けていないのに

ラジエーターキャップを外してしまうと

大変なことになるので

しっかりと確認したうえで取り外しを行いましょう。

 

 


ラジエーターキャップの交換手順4

新しいキャップを取り付ける


参照元URL:http://y-arms.com

最後に、あらかじめ用意しておいた

新品のラジエーターキャップを取り付けて作業終了です。

 

どうですが?非常に簡単で工具いらずなので

カーショップや整備士の方に頼む必要はなさそうですよね。

 

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いかがでしたでしょうか?

 

あまり目のつかないラジエーターキャップですが

その不注意が故に大きな事故になることも多く、

細かなところですが非常に重要な部品であるといえます。

 

今回はそんなラジエーターキャップの

交換時期や方法をご紹介させていただいたので

この記事を読んでいただいた方には

愛車のラジエーターキャップの点検をしていただき

必要であれば交換してみてください

 

以上今回は『ラジエーターキャップを交換する時期や方法(やり方)、工具のご紹介!』の記事でした。