車を保管する際に、
長期保管を余技無くされる場合がありますが、
エンジンを止めてカギを締めるだけでは、
様々な箇所に不具合が出てきますので、
できることならば最良の状態で保管したいところですよね。
しかし車の長期保管する方法が、
わからないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、
車を長期保管する際に気をつけたい点を
ご紹介していきたいと思います。
車を長期保管する時に気をつけたいポイントは?
今回は車を長期保管する際に気をつける点を、
いくつかご紹介していきますので、
車へのダメージなどを最小限にとどめるためにも、
是非、参考にしていただきたいと思います。
車の長期保管はターミナルを外した保管方法を!
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まず最初にご紹介するのは、
車の電源となるバッテリーのターミナルを外した保管方法になります。
というのも、
長期保管する際には、
バッテリー上がりが起きてしまうからなんです。
これを予防する方法としてターミナルを外すのですが、
プラス、マイナスの両方を外しておくことで、
何らかの原因による発火なども防ぐことができますよ。
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車の長期保管は燃料を満タンにした保管方法を!
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続いてのご紹介は、
長期保管の前に燃料を満タンにしておく保管方法になります。
車の燃料タンクは、
燃料で満たされている場合には、
タンク内に水分が発生することはありませんが、
燃料が半分の状態や空に近い状態では、
外気温の変化によってタンク内に水分が発生するのです。
そうなれば、水の混入の原因ともなりますし、
その水分によるタンク内の錆の原因にもなりかねません。
これを防止する策として、
燃料を満タンにして空間を無くすことで、
上記のトラブルを最小限に留めることができますし、
次回、車を始動させる場合にも、
躊躇なくエンジンを動かすことだってできちゃいますよね。
ただしディーゼル車などの場合は、
満タンにし過ぎる事によって、
燃料が膨張して溢れてくる原因にもなりますので、
ほどほどにしておいたほうがよさそうです。
車の長期保管はタイヤの空気圧を低めにした保管方法を!
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続いてのご紹介は、
車全体を支えるタイヤの空気圧を低めに設定する保管方法です。
ゴム製品であるタイヤは、
空気圧を保持した状態での保管は、
ヒビ割れの原因にもなってしまいます。
そこでおすすめとなるのが、
ある程度空気圧を低めにして保管する方法で、
タイヤ自体の寿命を延ばしてくれるんです。
しかし、時が経過してくると、
タイヤの空気が抜けてきますので、
長期保管の中でも定期的に補充することが、
とても重要となってきます。
車の長期保管は屋内に駐車する保管方法を!
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車を頻繁に使用する場合は、
カーポートなどの下に駐車して、
風雨をしのぐ方もいると思いますが、
長期保管するには、やはりガレージなどに保管するのが、
好ましい方法と言えるでしょう。
ガレージなどを準備できない場合には、
シートで覆うという選択肢もありますが、
知らず知らずのうちに風などの影響で、
ボディと擦れ合うことによって、傷が付いてしまいます。
さすがに車だけのために、
ガレージを準備するということもできませんので、
車のお預かりサービスという方法も人気となっております。
サービス内容としましては、
定期的なエンジンの始動や走行、
さらには洗車などが含まれておりますので、
個人での長期保管に比べても、
車へのダメージを減らすことができるので、
おすすめの方法と言えるでしょう。
車の長期保管はサイドブレーキを解除した保管方法を!
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続いてのご紹介は、
車を駐車する際に必ず必要となるサイドブレーキを、
通常とは真逆の方法で解除したままで駐車する保管方法です。
サイドブレーキを引かず駐車するということは、
ブレーキワイヤーの凍結を防止するためにも、
寒冷地などでは、ポピュラーな方法として知られておりますよね。
車を長期保管するとなると懸念されるのが、
錆によってブレーキが固着してしまうことで、
解除できなくなってしまい、
分解が必要となる場合もあるんです。
そのような事態に陥ってしまうと、
ガレージでは修理ができないために、
レッカーなどでの移動が必要となりますし、
高額な修理費用を余儀なくされる場合もあります。
このような事態を避けるためにも、
サイドブレーキは使用せず、
オートマ車の場合はパーキングレンジを使用し、
マニュアル車の場合には、
輪止めなどを使用する方法をとりましょう。
車の長期保管は事前にオイル交換を行う保管方法を!
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車で使用されるエンジンオイルは、
交換した当初はオイルとしての機能を、
100%発揮できる状態になっておりますが、
時間の経過と共にオイルが酸化してくることにより、
後々のエンジンの始動の際に悪影響を及ぼします。
このような事態を防ぐための方法として、
一切手を掛けずに長期保管に臨むよりも、
事前に綺麗なオイルに交換をすることによって、
エンジン内部への影響を最小限に留めることができるんです。
ただしオイルが新しい場合であっても、
長期保管後にエンジンを始動する場合には、
ドライスタートの心配がございますので、
不安な方は、ディーラーのメカニックなどに任せた方が無難でしょう。
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車の長期保管は車体を浮かせた保管方法を!
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続いてのご紹介は、
車が走行する際に衝撃を緩和してくれる、
ショックアブソーバーのへたりを防ぐ方法です。
車のショックアブソーバーは、
長期保管ともなると、常に上下運動している走行時とは違い、
ずっと同じ状態となりますので、
必然的にショックアブソーバーにへたりが生じてしまいます。
そうなれば、後の使用時に影響を及ぼすことにもなりますし、
部品の交換ともなれば高額となってしまいますので、
防止策があれば徹底したいところですよね。
そこで、おすすめなのがリジットラックを使用して、
車体を浮かせた状態にする保管方法で、
ショックを延ばした状態での保管が可能となりますので、
常にテンションの掛かった状態を避けることができるんです。
さらにはショックだけではなく、
タイヤの変形すら防止できちゃいますので、
長期保管の際には特におすすめな方法となります。
車の長期保管はコーティングを施した保管方法を!
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車のボディはほとんどが鉄を使用して構成されており、
やはり大敵となるのが錆となりますので、
他のパーツと同様に対策を施しておくことで、
いつまでも綺麗な状態を維持できるんです。
そこでおすすめとなる保管方法が、
車のボディや下回り、
さらにはメッキパーツなどにコーティングを施すことで、
錆などを最小限に留めることができますし、
埃や汚れが付着した場合でも取れやすくする効果も得られるんです。
さらには車の下回りも、
錆止めなどの効果があるシャーシブラックなどで、
予めコーティングしておきたいところです。
金額的にも安価ですし、
自分でもできる方法ですので、
車を長期保管させる際には、
是非、面倒くさがらずに実行してみて下さいね。
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車の長期保管はカビ対策をを施した保管方法を!
参照元URL:http://thehtrc.com
続いてご紹介するのは、
長期保管の際に、締め切った車内に発生するカビへの対策です。
車の長期保管というと、
季節をまたいで保管されることが多く、
カビが大量発生ということも考えられます。
一度カビが発生してしまうと、
除去するにはかなりの労力を必要としますし、
その後に売却をするにしても、
かなりの査定額のダウンが考えられるほど。
そこでおすすめとなるのが、
家庭でも使用される湿気対策グッズの使用で、
除湿器を使用した方法とは違い、
電源を必要せずに行うことができますので、
安価な方法でカビ対策ができちゃうんです。
長期保管の合間に、
簡単に交換することもできますし、
安全に使用することができるおすすめな方法となります。
車の長期保管は一時抹消登録をする保管方法を!
参照元URL:http://車廃車費用.net/
最後にご紹介するのは、
車を長期保管する際でも必要となる
無駄な税金に対しての対策の方法です。
車は登録をしている状態だと、
自動車税を支払わなければなりません。
売却をすればこのような事態には至りませんが、
せっかくの思い入れのある車ならば、
手元に置いておきたいところですよね。
そこでおすすめとなる方法が一時抹消登録で、
車の廃車手続きをを行うことなく、
車を保管しておくことができるんです。
ただしデメリットもあり、
再登録の際には車検を受ける必要があり、
ナンバーも変更になってしまいますので、
希望ナンバーにされている方などは注意しておきたいところです。
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これまでに車の長期保管の際に、
おすすめとなる方法をご紹介して参りましたが、
参考になりましたでしょうか?
大事な車を最良の状態で長期保管し、
金銭的にも損の無いように賢いやり方で、
次の機会のために万全の態勢で挑みましょう。
以上今回は『車を長期保管!保管方法や保管場所は?タイヤやバッテリーは?』の記事でした。