車のパーツには切っても切れない関係である
寿命がつきものとなっておりますが、
その中でも車の足元を支えるタイヤにも、当然寿命が存在します。
それを見出す方法として、
いくつかのポイントが存在しておりますが、
みなさんはご存じでしょうか?
今回は、そんなタイヤの新調時期ともいえる寿命に関する事を
詳しくご紹介していきたいと思います。
車のタイヤの寿命の見分け方は?
人間の命を預かるタイヤにも、
寿命を見分けるポイントが存在しておりますが、
こちらではいくつかのポイントを、
ご紹介して参りますので、
判断材料の一つとしていただければと思います。
●車のタイヤは溝で寿命を見分けましょう!

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一つ目となるタイヤの寿命を見分けるポイントは、
靴底と同じ役割をするタイヤの溝になります。
皆さんご存知の通り、
車のタイヤというとゴムをメインに作られており、
走行を重ねるにつれて摩耗してきますので、
タイヤのパターンも無くなってきます。
そこで目印となるのが、
タイヤに設けられたスリップサインで、
このスリップサインを点検することにより、
寿命を見分けることができるんです。
スリップサインとは上記の画像の赤い枠で囲まれた部分で、
このラインが出てくることにより、
タイヤの溝が減っていることを教えてくれるんです。
タイヤの溝が減ってくれば、
雨天時の車のスリップにも繋がってきますし、
晴天時でもグリップ力が低下してきますので、
早めの交換が必要となります。
●車のタイヤはヒビで寿命を見分けましょう!

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続いては、タイヤに出てきたヒビで、
寿命を判断する方法のご紹介です。
上記で説明したようにタイヤはゴムでできておりますので、
やはり劣化が生じ、柔軟性が欠けてきます。
その結果、ヒビが発生し、
バーストや、パンクの危険性が高まってくるのです。
タイヤのヒビで寿命を見分けるには、
タイヤのクッション部分ともいえる側面を点検することなんです。
タイヤの側面に画像の赤丸のようなヒビが出てきたら、
タイヤの寿命がきていると思ってよいでしょう。
●車のタイヤは年数で寿命を見分けましょう!

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続いての寿命を見分けるポイントは、
タイヤの製造年月日です。
車にも製造された年式が存在しているように、
タイヤの側面にも製造年週の刻印がされているんです。
上記の画像で説明させていただきますと、
アルファベットは各メーカーの基準で違いますので、
ここでは無視しますが、
最初の2桁が製造週となり、下2桁が年数となります。
したがって上記の画像のタイヤは、
2002年の1週目に製造されたことになります。
世間一般ではタイヤの耐年数としては、
3年から6年と言われており、
上記でも挙げたヒビなどが発生しやすくなってくるので、
製造後3~6年が経過しているタイヤは目視で大丈夫でも、
新しいタイヤの購入を視野に入れた方が良いということになります。
●車のタイヤは変形で寿命を見分けましょう!

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続いてご紹介するのは、
タイヤの変形にて寿命を判断する方法です。
車のタイヤの内側には、
カーカスというワイヤー状の物が無数に設けられていて、
過酷な走りや車の重量を支えてくれております。
ところが時々タイヤ側面に、
人間で言うところのコブのようなものが、
出ている車を見かけたことはありませんか?
それはピンチカットと言われる現象で、
タイヤの内側にあるカーカスが断裂し、
内部の空気圧が一転に集中しているが為に起こる現象なんです。
このようになってしまうと、
タイヤがバーストしてしまったりする危険が多くなり、
緊急での交換が必要となってきます。
タイヤのゴムの内側の構造の為に、
パンク修理などで直すことは不可能ですので、
危険を回避する意味でも気を付けておきたいタイヤの寿命となっております。
●車のタイヤは編摩耗で寿命を見分けましょう!

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最後にご紹介するのは、
タイヤの段減りで寿命を判断する方法です。
車高を下げるカスタムしていたりいたりすると、
タイヤが『ㇵの字』になることで、
内側だけ著しく摩耗したりすることがあります。
その都度細かいローテーションを行ったりし、
段減りを気を付けることもできますが、
気がつけば、ワイヤー状のカーカスが飛び出ていたや、
スリップサインを超える程の段減りをしていたということを良く耳にします。
このような状態になると既にタイヤの寿命となり、
これ以上の使用は危険となりますので早期のタイヤ交換が必要となります。
カスタムしていく上で仕方がないという方も、
中には居られるかもしれませんが、
タイヤも高価な物ですので、
長く使えるに越したことはありませんよね。
車のタイヤの寿命をのばすには?
ここまでタイヤの寿命を判断するポイントを、
いくつかご紹介して参りましたが、
どうせならば、タイヤは長く使用したいところですよね。
こちらでは、タイヤの寿命を延ばすためのグッズを、
ご紹介して参りますので、
是非、役立てていみて下さい。
寿命をのばすにはタイヤラックを!
まず一つ目にご紹介するのは、
タイヤを保管方法から変えて寿命を延ばすタイヤラックです。
車のタイヤを保管する場合には、
軒下に雨ざらしで置かれていたり、
日の当たる場所に放置していたりと、
タイヤの劣化の要因がいくつも重なっています。
そこでおすすめとなるのが、タイヤをラックに置いて、
整理整頓することから寿命を延ばしていくというタイヤラックです。
こちらにはカバーも備え付けてあり、
直射日光や風雨に晒されることもなく、
ベストコンディションでタイヤを保管することができるんです。
これがあれば場所を取ることなく、
タイヤの寿命を延ばすことができますよね。
寿命をのばすにはエアゲージを!
続いてご紹介するのは、
エア不足をチェックして、
タイヤのヒビや編摩耗を防止してくれるエアゲージになります。
タイヤの空気圧不足は、
基本的なタイヤの性能を発揮できないだけでなく、
タイヤの側面のヒビにもつながって、
寿命を縮めてしまう原因となるんです。
そこでおすすめとなるのが、
こちらのエアゲージで、
頻繁に自分の車のエアチェックを行うことで、
タイヤにとって最良の状態を保つことができるんです。
タイヤのつぶれ具合で、
ある程度の空気圧は見当はつきますが、
明確な数字を知ることも大事な事となりますので、
タイヤの寿命を簡単に伸ばしたい方には、
是非おすすめしたいグッズとなっております。
寿命をのばすにはエアコンプレッサーを!
最後にご紹介するのは、
エアコンプレッサーを利用した寿命を延ばす方法です。
上記でもご紹介した様に、
タイヤの空気圧で寿命が引き伸ばせますが、
タイヤの空気を入れるとなると、
ガソリンスタンドなどに出向かなければ、
ほぼ不可能ですよね。
そこでおすすめとなるのがエアコンプレッサーで、
空気圧不足が確認できた場合に、いつでも補充できるんです。
電源は車のシガーソケットから取り出す構造ですので、
外部からの電源を必要としませんし、
3メートルのケーブルで楽に空気の補充ができます。
さらには、エアマットやボールなどの空気入れも行うことができますので、
車のメンテナンスに、遊びにと、
様々な場面で活躍すること間違い無しのグッズとなっております。
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これまでに、タイヤの寿命を延ばす方法と、
寿命をのばすグッズをご紹介して参りましたが、
いかがでしたか?
タイヤに異常を感じたりした場合は、
すぐにご自分で寿命を見分けてみて下さいね。
以上今回は『タイヤの寿命は?車のタイヤはヒビ割れや溝、年数で見分ける?』の記事でした。