車のエンジンが暖まっても暖房が効かないときは、

故障している可能性が高いので、

早めに修理した方がいいですよ。

 

放置すると他の部品も故障する可能性が高く、

修理費はさらに高くなることがあるので、

十分にエンジンが暖まったのに暖房が効かなない

いつまでも冷たい風しか出ないときすぐに修理しましょうね。

 

そこで今回は車の暖房が効かない、もしくは冷たい時の原因や対処方法、

応急処置の方法や修理代についても、

細かくご紹介していきたいと思います。

 


車の暖房が効かない(冷たい)時は運転しても大丈夫?


参照元:https://driverepair.net

車の暖房が故障して温かい風が出てこない

という時はそのまま運転しても大丈夫なのか気になりますよね。

 

基本的な車の暖房機能のしくみとしては、

ヒータコアという部品に温まった冷却水が流れ込み、

そこで発生した熱を

ブロアモーターという部品で風を起こして

室内に送り込むという形になっています。

 

なので暖房が故障して温風が出てこないという

場合でも問題なく走行することは可能でしょう

 

しかし、快適性は大きく損なわれるでしょうし、

冷却水不足が原因の暖房故障はオーバーヒ―トの

可能性があるので注意が必要です。

 

 


車の暖房が効かない(冷たい)原因はブロアモーター!


参照元:https://tyottodake.com

エアコン部品の中でも一番壊れやすいと言われているのが、

ブロアモーターという部品になります。

 

ブロアモーターは簡単に言えば扇風機と思って頂いて良いでしょう。

 

暖房の熱を送り出すファンの役割を果たし、

送風の強弱を調整しています。

 

ダッシュボードの奥に設置されている場合が多く、

素人が交換するにはかなり手こずるかもしれません。

 

 

ブロアモーターが原因の時の対処方法は?


参照元:http://www.drbmw.jp/

暖房のスイッチを入れても風が出てこない

という場合にはまずブロアモーターの故障を疑いましょう。

 

風が全く出てこないという症状の他にも、

エアコン暖房をつけると異音がする時は、

ブロアモーターに何らかの異常があるかもしれませんね。

 

ブロアモーターを分解して交換することは無く、

ブロアモーターそのものを交換する形になりますので、

部品持ち込みなどで

少しでも修理代が安くなるようにしたいところです。

 

 

ブロアモーターが原因の時の応急処置の方法は?


参照元:https://minkara.carview.co.jp

良く壊れたテレビなんかを叩くと直る

という場面がありますが、

ブロアモーターも叩けば直ることが多いです。

 

叩けば治るブロアモーターは

ブロワモーター本体のブラシ磨耗の場合、

エアコンの送風をオンにしたまま、

ブロワモーター本体を軽く叩いてやると、

衝撃で少し動きモーターが回りだすということが

非常に多い部品でもあります。

 

しかし、この応急処置で直ったわけではなく、

一時的にブラシが接触し回るということなので、

またブロアモーターが止まることも考えられますよ。

 

 


車の暖房が効かない(冷たい)原因は冷却水!


参照元:http://car-me.jp

冒頭でも軽く触れていますが、

車の暖房には冷却水の熱を利用していますので、

冷却水が不足すると暖房が効かないのです。

 

エンジンを冷却したあとの

ラジエター液の熱い温度をブロアファンにより、

暖かい風を吹き出し口から出すようにしますので、

冷却水が不足するということは、

熱源がないので冷たい風しか出てこないということなんです。

 

余談ですが

冷房とは違いエンジンを冷やす熱を再利用して、

暖かい温風を出すしくみなので

燃費が低下することはありませんよ。

 

 

冷却水が原因の時の対処方法は?


参照元:http://www.auto-planet.biz/

冷却水が不足していて

暖房が効かないという場合は、

冷却水を足してあげることで解決します。

 

これは簡単な作業なので、

車に詳しくない人でも余裕でできることから、

ご自分でやってみてもいいかもしてません。

 

補充するタンクはエンジンルーム内の

半透明でプラスチックのリザーバータンクになります。

 

リザーバータンクの蓋には「冷却水」とか「COOLTANK」

と表記されていることが多いので、

ウィンドウォッシャー液のタンクと入れ間違えしないように

というポイントだけ注意してくださいね。

 

満タンに入れればよいと言わけではなく、

FullとLowといったラインがありますが、

この2つのラインの中間まで冷却水が入っているのが理想です。

 

 

冷却水が原因の時の応急処置の方法は?


参照元:https://minkara.carview.co.jp

冷却水不足ですぐに補充したいところですが、

近くに冷却水がないという場合もあるでしょう。

 

そういう時は普通の水を投入しても

応急処置としては問題ないですよ。

 

車のレース車両は冷却水に水を使っているので、

一般車に水を投入しても問題ナシです。

 

水道水が理想ですが最悪の場合、

ミネラルウォーターでもいいのですが、

ミネラルウォーターなら軟水を選ぶようにしてくださいね。

 

また、水は内部にサビを発生させたり、

泡が生じたりなどの可能性があるので、

後で正規の冷却水を入れるようにしてください。

 

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車の暖房が効かない(冷たい)原因はサーモスタット!


参照元:http://www.carlifesupport.net

サーモスタットという部品は聞きなれない方が多いでしょうが、

これは先ほど紹介してきた冷却水と関連がある部品です。

 

簡単に説明するとバルブの開閉をすることにより、

冷却水を自動制御して、

冷却水温を適温に保ってくれる役目を果たしています。

 

もしこのサーモスタットが開きっぱなしで

故障してしまったという場合には、

なかなか冷却水温が上がらないので、

暖房が使えないという事態に陥りますよ。

 

 

サーモスタットが原因の時の対処方法は?


参照元:http://www.autogarageneo.com

サーモスタットが原因で暖房が効かない場合には

どのような対処が行われるかというと、

サーモスタット自体を交換することが一番多いでしょう。

 

サーモスタットという部品は、

ファンベルトやブレーキパッドとは違い、

定期的に交換するタイプの部品ではないので、

壊れたら交換するというスタンスで問題ありません。

 

サーモスタットが故障した場合は、

エンジンの水温計が警告を発する場合が多いので、

暖房が効かない時は気にしてみてくださいね。

 

 

サーモスタットが原因の時の応急処置の方法は?


参照元:https://kurashi-no.jp

サーモスタットが開きっぱなしで故障して

なかなか温まらないという時の応急処置としては、

ラジエーターの前面を半分から1/3くらい覆え

放熱性が損なわれるので冷却水の温度が上がり、

温かい風が出るようになるでしょう。

 

しかし、冷却水が温まりすぎると

オーバーヒートに繋がりますので

自己責任において行ってくださいね。

 

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車の暖房が効かない(冷たい)原因は温度センサー!

「温度センサー 故障 車」の画像検索結果
参照元:https://halaioru.com

車内の温度を適正に保つために温度センサーが

車にはついていますが、

温度センサーが故障すると正確な温度が分からなくなり

温風が出ないということにも繋がります。

 

このセンサー壊れると車内を冷やしすぎたり、

全く温かい風が出なかったりしますよ。

 

センサーは結構高額な部品で、

1つ故障していたら1万円

2つ故障していたら2万円くらいかかりますので、

まとめて修理が必要になるとそれなりの出費になりますね。

 

 

温度センサーが原因の時の対処方法は?

「温度センサー 故障 車」の画像検索結果
参照元:http://gluck-der-frosch.com

上記では車内の温度センサーだけを紹介してきましたが、

エアコン内部にはさまざまなセンサーがあります。

 

熱交換器の温度を検知するセンサーなど、

温度を検知するだけでも多くのセンサーが使われていることを

ご存知でしょうか?

 

これらのセンサー1つでも不具合が起こると

エアコンが正常に作動しなくなるので、

不具合が起きたセンサーを交換することが必要になります。

 

 

温度センサーが原因の時の応急処置の方法は?


参照元:http://www.car-shitadori.com

車内温度センサーだけが故障している場合には

エアコンの設定をAUTOにしないで、

手動にて風量を調整していけば

暖房を使える可能性はあります。

 

ただそれ以外のセンサーが故障している時は

使える応急処置ではないので、

故障しているセンサーを知る意味でも試してみてくださいね。

 

 


車の暖房が効かない(冷たい)時の修理代の相場は?

車の暖房が聞かない原因や修理方法を紹介してきましたが、

一番気になるのは故障原因よりも

修理代がいくら必要になるのか?

ということでしょうから、

こちらでは修理代を一覧で紹介していきます。

修理箇所 修理代
センサー 10,000円
サーモスタット 12,000~25,000円
ブロアモーター 15,000~40,000円
冷却水 8,000~12,000円
ウォーターポンプ 20,000~60,000円

 

 


車の暖房が効かない(冷たい)時は乗り換えもいいかも?

車の修理費用は意外にも高くついてしまう場合がありますよね。

 

車は一つの箇所が故障しだすと、

他の箇所も故障しだすケースも多いため、

故障が出た際には、おもいきって車を乗り換えた方が

最終的には車を修理するよりも、

安くつく場合もあります。

 

なので、自分の車の価値

『今、どの程度になっているか』

と把握しておくことが、ものすごく肝心なんです。

 

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車を高く売るためにも、

ぜひ、一度、ご自分の車の相場をみてみてくださいね。

 

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車の暖房が壊れて温かい風が出ない原因や

修理代について紹介してきましたが、

参考になったでしょうか?

 

車の故障の中でも暖房の場合は、

それほど大きな出費にはならないので、

快適にドライブするためにもできるだけ修理をしてもらいましょう

 

以上、今回は、

『車の暖房が効かない(冷たい)原因や対処方法、応急処置の方法や修理代は?』

の記事でした。