皆さんは車を購入する時は中古車を検討しますか?
それとも新車を検討しますか?
そのどちらでもない新古車という選択肢も
考えてみてはいかがでしょうか。
そもそもどのような車を新古車と呼ぶのか
わからないという方も多いと思いますので、
今回は新古車の基準や購入するメリット・デメリットなどを
お伝えしていきます。
新古車とはどんな車?
中古車を購入する時に聞いたことがある
「新古車」というキーワードですが、
一体、どんな車を新古車と呼ぶのでしょうか?
新古車と呼ばれる条件とは?

参照元:http://car-good.com/
実際に一度、誰かに売れたわけではなく、
ナンバー登録をしただけで手放された車を
新古車と呼ばれています。
言い換えると、ナンバープレートはついているけど
一度も所有者がついたことがない未使用の車のこと。
ちなみに、「未使用車」と表記されている車もありますが、
新古車と同じ意味となっています。
以前までは「新古車」「未使用車」という
似たような文言が使われていました。
ですが、購入者側からすると中古車と新車との違いが
イマイチ分かりにくいという理由から、
購入者の誤解を防ぐために『未使用車』で統一されるようになり、
現在は新古車という表現は無くなっています。
なぜ新古車が生まれるの?

参照元:http://www.272.jp/
普通に考えると売れてもいない車に
ナンバープレートを付ける理由って、考え付かないですよね。
ナンバープレートが付いただけで新車ではなくなるので、
ディーラーとしても避けたいのではないでしょうか。
しかし、これには大人の事情が大きく反映さえていて、
各ディーラーは自動車メーカーから
販売台数に伴う報奨金が支払われており、
このノルマに達成しない場合は、ディーラー名義で購入してしまうのです。
車をディーラー名義で購入しても、
ノルマを達成して報奨金を貰う方が
利益が高い場合には積極的に行われる手法ですね。
これが新古車が誕生する大きな要因となっています!
軽自動車の新古車が多いって本当なの?

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軽自動車の新古車ばかりを販売している業者って結構多いですよね。
それは、普通車に比べて軽自動車の方が多いのには理由があります。
軽自動車は、自動車税が安くて名義変更や諸手続きがかなり簡単なので、
新古車を販売する方としてもかなり楽なんです。
また、普通車の新古車に比べて、
燃費が良いだけではなく維持費が安いので、
普通車に比べて売り出せばすぐに売れるため、
ノルマ達成の為に新古車にすることもあるんだとか。
新古車のメリット・デメリットは?
新古車について分かってきたところで、
新古車を購入する時のメリットやデメリットをお伝えしていきます。
新古車のメリット:安い価格帯

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新古車を購入するメリットとしてまず挙げられるのが、
安い価格設定になりますね。
車両価格から新車と比べた場合では、
1割~2割安くなるといわれていますので、
最初から値引きされた価格となっています。
さらに、新しく車を購入した時に発生する、
重量税が支払い済みなので、その分がさらに安くなりますよ。
この重量税は車は大型になればなるほどお得なので、
ミニバンやSUVの新古車では恩恵が大きいでしょう。
さらに、新古車の場合は新車で購入するのに比べて、
納車期間までの期間が短縮できるというメリットがあります。
新古車は現物での販売で、いわゆる一点ものとなり
気に入れば1週間程度で納車することも可能ですよ。
新古車のデメリット:好きな色やグレードが選べない

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ディーラーが購入した車なので、
自分の欲しい車の色やグレードを選べないです。
さらに、メーカーオプションを選択することもできません。
特にムーンルーフなんかは後付け出来ないオプションなので、
特殊なオプションを付けたいという方は、
新古車で探すのは大変でしょう。
また、すでにナンバーを取得して車検に通している為、
新車を購入した場合は車検は3年となっているのに対して、
新古車の場合は登録から数ヶ月経っているという場合が多く、
数か月分は車検期間が短くなってしまうので注意が必要です。
外車でも新古車を購入できるの?
新古車を狙えば憧れの外車を狙うことも
可能になるって知っていましたか?
特に新古車の球数が多いメーカーをいくつか紹介していくので、
気になった場合は要チェックですよ!
BMWは新古車が多い?

参照元:https://yanase.jp/
一度は憧れるメーカーBMWですが、
新古車が多いメーカーなんですよ!
BMWの新古車の場合だと3割引きは当り前で、
中には4割引きの価格で購入できるといった超目玉商品まであります。
新車で購入すると、550万円以上の320iや320dで
4割引き近い350万円からということもザラ。
モデルの末期なので成熟して
リコールなんかも出尽くしているので安心ですよ。
この価格帯であれば憧れていたBMWも
一気に現実味が帯びてくるのではないでしょうか?
プジョーはおしゃれで新古車も豊富?

参照元:http://kakaku.com/
フランスの名門自動車メーカーのプショーも
お得な新古車が多いブランドですね。
プジョーの売れ筋、208スタイルが新車で217万円でありながら、
新古車の場合は140万円から購入できてしまいますよ。
さらに、球数が少ないもののスポーツモデルも流通しており
かなりお買い得感が高いので、
見つけた場合は即購入しても大丈夫なくらいですね。
新古車を探す方法でおすすめなのは?
新古車について見てきました。
しかし、いざ購入しようとした時に
新古車ってどのように探せばいいのかわからないですよね。
特に普通車の新古車はどこに流通しているのかわからないので
ここでは、新古車の探し方について紹介していきます。
ディーラーで購入する方法は?

参照元:http://www.suzukiautosingou.com/
先ほども述べたように新古車の多くはディーラーの自社購入ですので
そのディーラー毎に在庫が違ったりします。
なので、それぞれのディーラーで購入することが
一番手っ取り早いかもしれないですね。
しかし、注意して欲しいポイントは、
新古車がディーラーにあるわけではないということ。
ディーラーが自社購入したタイミングで訪れないと
新古車に巡り合うことはできないですし、
新古車の在庫が入荷してもすぐに売れるので、
全てはタイミングが重要なのです。
さらに、新車をメインに販売しているディーラーの場合は、
あくまでメインは新車の販売なので探すのは難しいでしょう。
ネットで新古車を探す!

参照元:https://car-teach.com/
ネットの中古車販売サイトで新古車を探すことも可能ですね!
備考欄なんかに新古車の場合は書いてありますので、
比較的すぐに欲しい新古車が見つかる可能性が高いでしょう。
しかし、多くの人が気軽に探せるので、
早い者勝ちという側面が大きいのため、
気になった場合はすぐに販売店に連絡しても
売約済みの可能性もあります。
ディーラー系の中古車屋は在庫が豊富?

参照元:http://car-moby.jp/
必ずそのメーカーの認定中古車を扱っている店があります。
そういう認定中古車を扱っている中古車屋は、
ディーラーの新古車が入荷することが非常に多いので、
新車ディーラーに一か八かで飛び込んでみるよりもおすすめですね。
また、条件にあう新古車を全国のディーラーから探してくれることもあるので、
ディーラー系の中古車販売店はおすすめといえるでしょう。
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また、気なっている車の新古車があった場合は、
すぐに売れることが予想されますので
早めにアクションを起こすことをおすすめしますよ。
以上、『新古車の基準って?購入するメリットやデメリット、簡単な探し方とは?』 の記事でした。