当たり屋とは自分からわざと
車を衝突させたりして示談金や
修理費をだまし取ろうという詐欺行為です。
この当たり屋は事故を起こしたと
相手に思い込ませそこに漬け込み
弱気になったところを狙う手口です。
思わぬところで出くわす可能性が高い
当たり屋ですが、被害にあった人に
話を聞くと手口や特徴が似ていたりしていて
この手口にも防止する対策や方法があります。
今回はそんな車の当たり屋の予防方法や対策をご紹介したいと思います。
車を狙った当たり屋の手口や特徴1
●後続車の追突を誘う当たり屋

参照元URL:https://www.jicobengo.com/
この後ろから追突を狙った当たり屋の手口は
わざと急ブレーキを踏んだり、
ブレーキランプを切らしておきブレーキを
踏んでもランプが光らないので気付かずに衝突するのを狙った当たり屋です。
またノロノロと運転し
後続車のイライラを誘い、車間距離が詰まった時に
サイドブレーキなどで急停車する手口など
後続車を自らぶつけさせる当たり屋はかなり多いです。
このような当たり屋の対処方法として
後ろから車で付いて行っている時は
前の車の運転手などの行動はわかりにくいので
なるべく日頃から多少イライラしていても
車間距離は縮めずに
注意して運転する習慣を身につけることが大切です。
車を狙った当たり屋の手口や特徴2
●すれ違う車のサイドミラーやボディに接触する当たり屋

参照元URL:http://b-cles.jp/
この当たり屋の手口の特徴として
歩行者や自転車で狭い道にいることが多く、
車のミラーなどにぶつかったそぶりをして
手に持っていたスマートフォンを落として破損したなどと
言って損害倍賞を求めてきます。
最初から壊れたスマートフォンなどを持っていたり
集団で目撃者なども装い当たり屋をやる場合もあります。
この当たり屋の手口は
そんなに高額な弁償は要求してこないで
数万円から数千円だけの要求で済む場合があります。
その場で払える金額であると
警察沙汰は避けたいと思う方も
多いので簡単にできてしまう手口だとも言えます。
この手口で狙う車の運転車は
圧倒的に女性が多いみたいです。
対策としては小さな事故でも必ず警察を呼ぶようにしましょう。
そのようにすれば当たり屋のほうから
大丈夫だと言ってくることも
あり得るでしょう。
車を狙った当たり屋の手口や特徴3
●バックしている車に接触する当たり屋

参照元URL:http://minkara.carview.co.jp/
最近コンビニの駐車場でよくみられる
当たり屋の手口の一つです。
この手口は前向き駐車を
推薦している駐車場で多く、
駐車スペースからバックで出ようとしている車に
通りすがりのふりをして
わざと時計やメガネを落としたり、
車のトランク部分などを大きく叩いたりして物音を立てます。
物損事故として弁償を要求することが多く、
一つ前の当たり屋の手口同様に
その場で出せる数千円から数万円程度で
交渉してくるでしょう。
対策として駐車場から出る場合は人が周りにいないことを
確認して人がいる場合は無理して
車を動かすのはやめましょう。
車を狙った当たり屋の手口や特徴4
●自転車を狙った当たり屋

参照元URL:http://mitsta-bonesetter.com/
当たり屋は自動車だけではなく
自転車も狙ってきます。
最近、問題になっている
スマホをいじりながらの自転車走行をしている人を
狙った手口で、シンプルにスマホを持って自転車を
運転している人に近づき接触する方法です。
軽く当たっただけでも
転んで捻挫や打撲の症状を訴えたり
もっていたカバンの中身が壊れたなどの
損害賠償を求められるケースもあります。
加害者と言われても「ながらスマホ」なので、
前方不注視は事実である場合が多く、
自転車を運転している本人も
接触の状況を見ていないことがほとんどだそうです。
自業自得とも言えますが、
基本的にはに「ながらスマホ」で自転車に乗って
対人事故を起こした時は、運転手は非常に弱い立場に立たされますので
必ず自転車でもスマホはいじらないようにして
前方には注意をして運転しましょう。
車を狙った当たり屋の手口や特徴5
●タクシーを狙った当たり屋

参照元URL:https://交通事故解決.jp/
車で生計を立てているタクシードライバーを
狙った卑劣な当たり屋もいます。
この当たり屋の手口は集団でやっていることが多く、
一人がタクシーに客を装い乗車して
狭く暗いような道に案内させて
もう一人が物陰から
いきなり飛び出してくるような悪質な手口です。
これの対処法は非常に難しく
タクシードライバーも
警察沙汰は仕事上嫌なので
泣き寝入りしてしまうことも多いかと思います。
一般の方はこのような事件に遭遇したら、
怪しい男が物陰に隠れていたことを
証言してあげてください。
最近のタクシーはドライブレコーダーが
必ずと言っていいほど付いているので
件数は減ってはいますが絶えることはないので
気をつけましょう。
車を狙った当たり屋の対策グッズとは?
ここまで車を狙った当たり屋の手口や対策を
書いてきましたが
ここではそんな車を狙った当たり屋の対策に
便利で使えるグッズをご紹介したいと思います。
車を狙った当たり屋にはドライブレコーダーの対策グッズがおすすめ
車を狙った当たり屋にはドライブレコーダーが
一番効果的でしょう。
今では事故の証拠として
ドライブレコーダーで残すことが可能になっており
手頃な価格で手にはいるドライブレコーダーもあるので
搭載することで当たり屋の手口を暴けたり、
被害を避けることができます。
なるべく搭載するものは夜間に
しっかりと人の服装などが録画
できるものを選びましょう。
また防犯対策にもなるので
車には必ずつけておくべきだといえるでしょう。
車を狙った当たり屋にはボイスレコーダーの対策グッズがおすすめ
車を狙った当たり屋は
必ず事故が起こった後に
示談交渉をしてきます。
そこでドライブレコーダーだけでは
なんだか不安なかたは
ボイスレコーダーを車に積んでおくと
便利でしょう。
もし警察の方に話する際に
証拠がなければ当たり屋だと
証明できないので
交渉中はなるべく録音することが大事です。
録音する際に事故当時の状況をしっかり話することが大事です。
例えば
家はどこなのか?
なにをしていてどこに向かっていたのか?
職場はどこか?
などです。
事故現場と職場が遠かったり家から遠かったり
していたら明らかに怪しいのでその場合は
示談には乗らず警察に連絡しましょう。
車を狙った当たり屋にはのハンディライトの対策グッズがおすすめ
先ほど自転車を狙った当たり屋もいるとお話しした通り、
最近は車を狙った当たり屋はドライブレコーダーなどで
犯行しにくくなっており、自転車を狙う当たり屋が増えています。
夜間はしっかりライトを取り付け
暗い道を走行する時は自転車であろうとも
必ず安全運転しましょう。
また車の運転手にもこのハンディライトは
持っておいてほしいグッズです。
当たり屋の被害に会う時は、暗いときが多いので
ミラーなどに当たったり細かなところに傷があるかなど
その場で確認でき本当に
事故をしたのか細かく確認できます。
高いものではないですし
普通に車が故障した際にも使えるものなので
一つ持っておいても損はないでしょう。
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いかがでしたでしょうか?
今回車を狙った当たり屋の手口や対策方法を
お話しさせていただきましたが
新たな手口をしてくる当たり屋も
多くなってくることも考えられますので
当たり屋の被害にあわないためにも
日頃から安全運転には十分に気をつけましょう。
それと小さな事故でも
必ず警察には連絡をするようにしましょう。
これが当たり屋の被害にあわなくするための
一番の方法です。
以上今回は『車を狙った当たり屋の手口や特徴!予防する方法や対策グッズとは?』の記事でした。