1991年6月に、それまでバネットコーチというミニバンの
フルモデルチェンジという形で発売されたのが、日産 セレナです。
発売当初はバネット セレナという名前でしたがこれは初代だけで、
2代目からは日産 セレナに変更されました。
この車はルーツまで入れると歴史が長い車であり、
かつてのダットサン、サニーキャブや
日産 チェリーキャブにまで
そのルーツを辿ることができます。
また日産 セレナは3代目のC25型以降、
スズキにもOEM供給されており、
「スズキ ランディ」という名称で発売されています。
この記事では、そんなセレナについて5つの視点で書いてみたいと思います。
日産 セレナの口コミや評価は?
参考URL:http://www2.nissan.co.jp/
それではまず、日産 セレナの口コミと評価を見てみましょう。
最新の日産 セレナは、2019年8月に発売されました。
この現行セレナで特筆すべきは、
やはり「プロパイロット」機能の装備でしょう。
しかも単一レーンでのステアリング自動操舵を
時速0㎞から実現した初の車となっているので、
そのあたりの評価がどうなっているのか気になります。
そこで調べてみると、
やはりプロパイロット機能について好意的な意見や
高い評価をしている口コミが多く見受けられました。
特に直線の長い区間や高速走行時に威力を発揮する機能なので、
そういった道を走る機会が多い方にとってはとても有用な機能かも知れません。
また、エクステリアデザインも非常に精悍でカッコいいというデザイン面でも
高評価な口コミが多数ありました。
確かに初代バネットセレナからの変遷を見ると、
現行の最新型日産 セレナは非常にカッコいいスタイリッシュなデザインとなっており、
精悍という言葉がしっくりとくるエクステリアになっています。
一方、燃費面での評価があまりよくなく、
このクラスなら普通という評価から、
ちょっと燃費がひどいという評価までが大半で、
燃費がいいという評価はあまり見受けられませんでした。
日産 セレナの実燃費は?
参考URL:https://response.jp/
では、口コミや評価で低評価だったセレナの燃費について、
実燃費を想定して、JC08モードの値から計算してみました。
セレナにはFF 2WDのほか、
FF 2WD ハイブリッド&アイドリングストップ、
4WD ハイブリッド&アイドリングストップの設定があるので、
それぞれを比較してみたいと思います。
2リッターFF 2WD仕様:
・JC08モード:1リッターあたり最大15Km
・実燃費計算値:1リッターあたり最大10.5Km
2リッターFF 2WD ハイブリッド&アイドリングストップ仕様:
・JC08モード:1リッターあたり最大17.2Km
・実燃費計算値:1リッターあたり12.04Km
2リッター4WD ハイブリッド&アイドリングストップ仕様:
・JC08モード:1リッターあたり最大15.8Km
・実燃費計算値:1リッターあたり11.06Km
ここでは一般的に言われるカタログ値の7割という観点で計算してみましたが、
走り方次第でっはこの計算値を下回ることも当然考えられます。
それを考えると、
リッターあたり10km程度走れば良い方でしょう。
車体の大きさや車重、そして乗車可能人数を考えると、
逆に2リッターエンジンでこの燃費というのはいい方かもしれません。
ただしこの燃費を考えると、
燃費を考えて車選びしたいという方には
あまり向かない車であることは間違いありません。
日産 セレナの性能は?
参考URL:https://www.autocar.jp/
続いて日産 セレナの性能についてですが、
日産は現行の 最新型セレナで色々な技術の投入をしてきました。
単一レーン走行時の運転支援技術として、
プロパイロットを装備しただけでなく居眠り運転の防止機能として、
ステアリングから5秒以上手を離すと警告が発報し、
10秒以上離しているとプロパイロット機能がキャンセルされて手動運転に切り替わるなど、
便利さだけでなく安全面も考慮した技術投入が図られています。
また、渋滞中にAT車でありがちなクリープ現象での追突を防止するための
オートブレーキホールド機能も装備しており、
充実した運転環境がそろった車です。
さらに、車体全長が4.5メートル超にもかかわらず、
最小回転半径が5.5~5.7の範囲に収まっており、
この車格にしては小回りが利く車になっています。
日産 セレナの売却時の価格は?
参考URL:https://car.kurumagt.com/
それではセレナを売却する場合、
どの程度の金額になるのでしょうか。
現行の最新型セレナは2019年8月発売であることや、
グレードやオプションによっては、
比較的高値で買い取ってもらえるようです。
相場的には最新型のセレナ全体で約208万から298万円前後に推移しており、
この中にはXグレードからハイウェイスターやVセレクションの他、
ハイウェイスタープロパイロットエディションなども含んでいます。
ただし、言うまでもありませんが傷み具合や汚れ具合などによっては
もっと下回ることはあり得ますので、
やはりしっかりと査定で見てもらって
正確な金額を出してもらった方が良いでしょう。
日産 セレナを安く購入するには?
参考URL:http://suibarasharyo.jp/
それでは最後に、
セレナを安く購入するにはどうしたらいいのでしょうか。
最新型の現行セレナは、
この記事を書いている2019年5月現在で
まだ発売から1年未満という新しい車です。
そのため、まだまだ安く販売される状況ではないので、
値引きも含めて「安く買う」ことは難しいのではないかと思います。
しかし、だからと言ってあきらめることはありません。
そんなまだ新しいセレナを何とか安く買える方法が一つあります。
それは、いま乗っている車を下取りに出すことです。
下取りに出すことで、
買い取ってもらったお金をセレナ購入資金に充てられますので、
現金や預金から出すお金は当然その分減る事になります。
ただ、下取りには一つだけ注意点があります。
それは何かというと、「ディーラーに下取りしてもらう」という事です。
ディーラーは当たり前ですが、できるだけ高く車を売りたいのです。
なので、いま乗っている車を下取りに出しても、そこまで高い査定を
しない可能性があります。
そこで便利なのが、下記のような一括査定サイトです。
こういったサイトは複数の買い取り業者に見積もりを一括で出してくれるので、
その中から一番高く買ってくれるところを選んで売ることができます。
そうすれば、セレナが実質的に安く購入できますので、ぜひ利用してみてください。
さて、今回は日産 セレナの口コミや評判は?実燃費や性能、売却時の価格は?
という記事を書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
現行のセレナは2019年8月にフルモデルチェンジしたばかりの
非常にまだ新しい車であると同時に、ミニバンという事で他社ライバル車が多く、
トヨタや三菱などもこぞって同クラスの車で対抗しています。
なかでもトヨタはミニバンの車種が多く、日産 セレナの強敵となっています。
そんな中で、先進的な安全技術や数々の新デザイン、新機軸を盛り込んだ
今の日産を象徴する車の一つとなっているセレナ。
もしそんなセレナが気になっている方がいらっしゃったら、
この記事を参考にしていただきつつ、ぜひ試乗に日産各店へ行ってみてはいかがでしょうか。
以上、『日産 セレナの口コミや評判は?実燃費や性能、売却時の価格は?』でした。