トヨタが世界戦略の一環で次世代を担う
クロスオーバーSUVとして発売したトヨタ C-HR。
2019年12月の発売前からコンセプトカーとして
「C-HR Concept」の名で発表されたり、
ドイツで開催されたニュルブルクリンク24耐へ、
TOYOTA GAZOO Racingから参戦した
「C-HR Racing」という形で公開されていたので、
発売前からご存知の方も多かったのではないでしょうか。
ここでは、そんなCHRについて5つの視点で書いてみたいと思います。
C-HRの口コミや評価は?
参考URL:https://voice-mediajapan.com/
まずはトヨタ C-HRの口コミと評価から書いてみたいと思います。
このC-HRは、
2019年に生産を終えた3代目RAV4以来のクロスオーバーSUVですが、
市場での人気や評価は一体どんな感じなのでしょうか。
口コミやユーザーの評価を調べてみると、
一番多いのはやはり価格が
車両の出来のわりに高すぎるというものでした。
ヘッドライトがLEDやHIDではなく普通のハロゲンバルブである点や、
インテリアが一見高級そうに見えてよく見るとプラスチック感が判るなど、
最低グレードでも250万円を超えることを考えると、
確かに言われている事も納得できる面があると言えるでしょう。
また、このC-HRは1.8リッターとバッテリーモーターを組み合わせた、
プリウスと同じハイブリッドシステムを搭載する2WDのモデルと、
1.2リッターのターボエンジンを搭載する4WDモデルの2つのラインナップがありますが、
1.2リッターターボのほうは、車重とのバランスが良くないという口コミがあり、
結果的にターボがついていても非常にモッサリした印象があるという意見がありました。
このことから考えると、
動力性能的には1.8リッターハイブリッドのほうが
良いのかもしれませんが、こちらは駆動方式が2WDです。
そのため、SUVという観点で動力性能に目をつぶって4WDにするか、
あくまでクロスオーバーだから本格オフロードは無理と割り切って、
2WDを選ぶかという選択になるでしょう。
C-HRの実燃費は?
参考URL:http://toyota.jp/
次にC-HRの実燃費についてですが、
こちらは調べてみると
JC08モードのカタログ燃費に対して約7割程度の燃費を達成しているようです。
そこで、実際にJC08モードのカタログ燃費の7割を算出してみました。
1.8リッターハイブリッド 2WD仕様:
・JC08モード:1リッターあたり30.2Km
・実燃費計算値:1リッターあたり19.65Km
1.2リッターターボ 4WD仕様:
・JC08モード:1リッターあたり15.4Km
・実燃費計算値:1リッターあたり10.78Km
1.2リッターターボの方が1.8リッターHYBRIDに比べ、
JC08モード・実燃費とも約半分の燃費です。
ただしこれはあくまで計算した結果ですので、実際の走行時にはこれを
下回ることも上回ることもあると思いますが、多くの場合、
実際の走行ではこれを下回る方が多いのではないでしょうか。
1.2リッターターボは、4WDという事とターボであることから、
この燃費は致し方ないことなのかもしれません。
C-HRの性能は?
参考URL:http://toyota.jp/
ここまで、C-HRについてあまり良い話が出てきていない感触を
持たれる方もいるかもしれません。
では、そんなC-HRの性能面ではどうなのでしょうか。
燃費面では、前述の4WDのターボ車で無ければこのクラスの車体にしては
良い燃費を出しているのではないでしょうか。
それ以外の走行性能ではEVモードを搭載しており、
このモードを使うことで、電気のみで走ることが可能です。
そのため、例えば深夜早朝の住宅街や駐車場の出し入れで、
エンジンを切って静かな走行をすることが可能です。
それから、TNGAと呼ばれる新たなプラットフォームの採用により、
低重心で非常に安定したハンドリングとロードノイズの低減による
快適なドライビングができるように作られています。
また、安全性能についてもミリ波レーダーと単眼カメラを併用した
トヨタ セーフティセンスPが搭載され、
車のみならず歩行者に対しても
優しい運転ができて事故予防にも一役買ってくれます。
その他にもレーンディパーチャードアラートという機能により、
走行車線からのはみ出しを警告したり、
先行車との間隔を調整する
レーダークルーズコントロール、オートマチックハイビームなど、
トヨタが誇る最新の安全技術が盛り込まれています。
C-HRの売却時の価格は?
参考URL:http://tk.ismcdn.jp/
では、そんな走行性能と安全性能盛りだくさんのC-HRを売却する場合、
どの程度の金額になるのか見てみましょう。
年式にもよりますが、以下のようになります。
2WD 1.8リッターガソリン+ハイブリッド:約224万~318万前後
4WD 1.2リッターターボ:約215万~315万前後
まだ発売からそこまで経っていないことや、
比較的程度の良い車も多いことから、
まだまだ新車とは言わないまでも、
比較的高値で買い取ってもらえそうです。
C-HRを安く購入するには?
参考URL:http://news.mynavi.jp/
それでは最後に、
C-HRを安く購入するにはどうしたらいいか見てみましょう。
C-HRはまだそれほど安い金額で販売はされていないため、
値引きも含めて「安く買う」ということ自体が難しい状況ではないかと思います。
ただ、そういってしまうと身も蓋もありませんよね。
そこで何か方法は無いかと考えるのですが、
お勧めしたいのは例えばいま乗っている車を下取りに出すことです。
そうすれば、その下取り金額をC-HR購入資金の足しにできるので、
現金や預金から出すお金は減るのではないでしょうか。
ただし、その際に一つ注意点があります。
下取りの注意点というのは、ディーラーで下取りに出すのを避けるという事。
ディーラーはできるだけ高く車を売りたいため、
いま乗っている車を下取りに出しても、
せいぜい10万20万程度の査定しかしない可能性があります。
そんな時に使えるのが、下記のような一括査定サイトです。
こういったサイトを利用して、いろんな業者に見積もりを出してもらい、
一番高く買ってくれるところに売れば、
C-HRが実質的に見て安く購入できた、という結果に結びつくのではないでしょうか。
さて、今回はC-HRの口コミや評判は?実燃費や性能、売却時の価格のご紹介!
ということで記事を書いてまいりましたが、
いかがでしたでしょうか?
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色々と良くない口コミや評判もありましたが、一方でトヨタはC-HRを
世界戦略車として位置付けており、非常に力を入れて開発した経緯があります。
そのため、ポテンシャルは総合的に見て高い車なのではないかなと思います。
他社からも似た感じの車は多数出ており、
また同じトヨタ内でもHARRIERなどの存在もあるので、
社内でライバル車を抱えてる状況です。
それでも、HARRIERよりC-HRを選ぶという選択をする方々も多いことから、
C-HRにしかない魅力というものがどこかに存在しているはずだと思います。
ぜひ一度、試乗してご自身の目で見て触ってみてはいかがでしょうか。
以上、『C-HRの口コミや評判は?実燃費や性能、売却時の価格のご紹介!』でした。