道路でスピード違反を取り締まる装置といえばオービスですよね。
ついスピードを出してしまっている時に、
道路沿いで何かが光ったような気がすると急に心配になりますね。
実はオービスにはいくつか種類があって、
光り方にも違いがあるんですよ。
また、オービスが作動した場合、
通知がいつ届くかも気になりますよね。
今回は光り方や違反になる速度など、
オービスに関する気になる情報をお届けしますよ。
オービズの種類や光り方は?
車を運転していると、色々な場所で見かけるオービスですが、
設置が始まった頃から進化しているんです。
新たに製造されたものも含め、
現在では5種類のオービスがあるんです。
眩しいくらい光り方が強かったり、反対に弱かったり、
真上で光るタイプや道路わきで光るタイプなどがあり、
種類によって速度の測り方など性能に違いがあり、
フラッシュの光り方もそれぞれ特徴があるんですよ。
ここからそんな種類や光り方について詳しくご紹介いたします。
●LHシステム
参照元URL:http://blog-imgs-30-origin.fc2.com/
LHシステムは5種類あるオービスの中でも最強と言われるほど、
厳しく、そして正確に速度超過を取り締まることができるんです。
レーダー探知機では検知できず、
GPSレーダー探知機は登録済みのみ、
撮影はデータを転送するタイプで撮り逃しもないので、
ドライバーにとっては手強い相手ですよね。
速度は道路の下に埋め込まれているループコイルによって、
1台ずつ正確に把握することができます。
またループコイルを用いた測定をするタイプは、
撮影地点に白線などがあるのでそれが目印になりますよ。
フラッシュの光り方は一瞬で、
他の機種に比べると弱いのも特徴となっております。
●Hシステム
参照元URL:http://hollyshit.web.fc2.com/
Hシステムはレーダーを用いて速度を測る方式なんです。
なので、レーダー探知機やGPSレーダー探知機で検知することができ、
LHシステムに比べると対策がしやすいんです。
またナビやスマホなどオービスの場所を教えてくれるアプリを使えば、
簡単に見つけられるので安心ですよね。
当初のHシステムはフィルムによる撮影だったので、
フィルム切れのため撮影でいないこともあったようですが、
現在はデータ転送方式に改良されているそうです。
フラッシュの光り方は他の機種より強く頭上で光ますよ。
●ループコイル式
参照元URL: http://cdn.snsimg.carview.co.jp/
ループコイル式は、LHシステムにも利用されている
道路に埋め込まれたループコイルで測定する方式です。
道路の下にはループコイルが3つ埋め込まれていて、
1つ目から2つ目、2つ目から3つ目の間で2回測定を行うんです。
2回の測定結果に大きな差があると撮影は行われないのですが、
1区間あたりの間隔が6.9mと短いため、
オービスに気づいてから意図的に差をつくるのは難しそうですね。
こちらもLHシステムと同様にレーダー探知機では検知できず、
GPSレーダー探知機は登録済みのものだけ検知できますよ。
撮影にはフィルムを使用していますが、撮影漏れを防ぐため、
首都圏を中心にデジタル化が進んでいるようです。
フラッシュの光り方は強く、
装置が道路わきに設置されているので、
撮影時には左右どちらかの側方が光りますよ。
●レーダー式
参照元URL:http://スピード違反.jp/
レーダー式はその名のとおりレーダーで速度を測る方法で、
Hシステムにも利用されています。
レーダー式は常に電波が照射されていて、
通過する車に反射した電波で速度を計算しており、
レーダー探知機やGPSレーダー探知機で検知できます。
また撮影はフィルムを使用するので、
フィルム切れにより撮影されないこともあるようです。
また、天候によっては車から反射した電波をキャッチできないなど、
オービスの中では1番怖くないタイプかもしれませんね。
フラッシュの光り方はとても強く、
装置が設置されている左右どちらかの側方が眩しく光ますよ。
●移動式
参照元URL:http://blogimg.goo.ne.jp/
移動式は普通のオービスとは異なり、
持ち運びができるんです。
車に積んでどこにでも持ち運びができ、
様々な場所に設置できるところが特徴ですね。
速度の測定方法は、
レーダー方式がほとんどですが、
中には光の反射を利用する光電管式のものがあるんです。
光電管式はレーダー探知機やGPSレーダー探知機で検知できませんよ。
フラッシュの光り方は方式によって違うようですが、
光る方向は左右どちらかの側方です。
オービスが光る速度は?
参照元URL:http://ks.c.yimg.jp/
制限速度を1km/hでも超えれば速度超過なのですが、
実際には5km/h程度は誤差範囲とされるようなんです。
では、いったいどのくらいの速度超過でオービスが光るのでしょうか?
それは意外にも撮影速度は緩めで、
一般道だと制限速度よりおよそ30km/h超過、
高速道路だとおよそ40km/h超過で撮影されますよ。
オービスの機種による光る時の設定速度の違いはなく、
また、設定速度からどれだけ超過しても撮影時の光り方は同じですよ。
ただし、機種による違いはなくとも、
どのオービスも一律同じ設定速度とは限らないので注意が必要です。
オービスが光った時の罰則や罰金は?
参照元URL:http://www.geocities.co.jp/
オービスが光るのは、
制限速度を超過している時なので、
当然罰則や罰金があります。
オービスが光る設定速度の30km/h超過(高速の40km/h超過)は、
加点される違反点数が6点で免停になってしまうんです。
また罰金は数万円と高額なので気を付けましょうね。
違反点数が6点なのは、
制限速度から50km/h超過までで、
それ以上出ていると12点が加点されますよ。
そうなると90日も免停となり、
罰金もさらに高額になってしまいます。
オービスが光った時の通知はいつ?
参照元URL:http://kenet.main.jp/
オービスが光ってから通知が届くまでの期間にはバラツキがあるんです。
撮影したデータを転送するタイプのオービスは通知が来るのも早めで、
だいたい1か月以内に届くことが多いようですよ。
撮影にフィルムを使っているタイプはもう少し遅くて、
2か月ほど掛かるようですね。
ただし、どちらのタイプも持ち主の特定に時間がかかることがあり、
すっかり安心して忘れた頃に届くこともありますよ。
2か月ほど経っても通知がこなければ多少は安心できますが、
完全に大丈夫といえるのは1年後くらいだと思っておきましょうね。
オービスにおすすめなグッズは?
オービスにも種類があり、
速度の測り方、フラッシュの光り方、
撮影方法など違いはありますが、どれも注意が必要です。
制限速度を守って走るのは当然ですが、
オービスの有無が分かるだけでも運転している時の安心感が違いますよ。
オービス設置区間の手前には、事前に知らせる標識がありますが、
見落とした場合にそなえて何か対策をとりたいですよね。
ということで、ここからはオービス対策におすすめなグッズをご紹介します。
オービスにはレーダー探知機がおすすめ!
オービス対策には事前に存在を教えてくれるレーダー探知機がおすすめです。
こちらのレーダー探知機はGPS即位法にも対応しているんですよ。
また、新型オービスや小型の移動式オービスにも対応できるなど、
多種類のオービス対策になります。
最新データのダウンロードは無料、取締情報の登録、
環状交差点対応など多機能で1台あれば十分な対策になるので、
まだ何もグッズが無くこれからという方におすすめですよ。
オービスにはカーナビがおすすめ!
目的地までのルート案内をしてくれるカーナビは、
オービス対策にもなるんです。
こちらのカーナビはオービスの設置場所のほか、
速度超過の取り締まりをしているエリアも教えてくれるんです。
最新版の地図情報を3年間は無料で更新できるのも嬉しいですね。
地図の表示の仕方やサイズ、文字のサイズの切り替えができ、
GPSで正確に位置把握ができるなど使い勝手も良いので、
カーナビ購入を検討されている方におすすめですよ。
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普段から目にする機会があるオービスですが、
その種類や撮影方法、光り方まで気にすることはありませんよね。
ドライバーがオービス対策をするように、
警察側もオービス対策を考慮した新機種を投入しているんですよ。
どんなに対策をしても絶対に大丈夫ということはありませんので、
無理なスピードは出さずに余裕のある走りをしたいですね。
以上、今回は『オービスの種類や光り方とは?違反になる速度や罰金、通知はいつ?』の記事でした。