お店の駐車場や道路に停車していた自分の車に覚えのない傷が付いている、
だけど周りには誰もいない
そんな話を聞いたことはありませんか?
みなさんの中には、
車で当て逃げされた悔しい経験がある方もいらっしゃるかもしれませんね。
もし、車による当て逃げ被害にあった時にはどうすれば良いのでしょうか?
今回は、壊された物を直す費用や、
警察への報告など詳しい対処方法についてご紹介しますね。
車で当て逃げされた時の対処法1
●車のナンバー
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加害者の車のナンバーを確認することを先決にしましょう。
細かいところまで全て確認するのは無理かもしれませんが、
せめて4桁の数字だけでも分かると犯人捜しに役立ちます。
さらに車のナンバーと車種、色が分かると、
所有者を特定しやすくなりますよ。
あまりの出来事に呆然としたり、
自分の車を見てしまいそうですが、
そこは気持ちを切り替えて相手の車を見るようにしましょう。
相手が逃げ去ろうとしているところであれば、
写真を撮るよりも自分の目でなるべく相手の車の特徴や、
ナンバーを記憶する方が良いかもしれませんね。
車で当て逃げされた時の対処法2
●目撃者を探す
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当て逃げの被害に遭った場所の周辺で目撃者を探すのも有効です。
自宅や住宅街ならその付近にお住まいの方、
お店なら近くにいる買い物客や店員さんに見ていた人がいないか探してみましょう。
また、防犯カメラに加害者の車が映っていることもあるので、
お店の人にお願いしてみるのも良いかもしれませんね。
当て逃げされた場所だけでなく、
付近のお店や道路など
現場周辺に設置してあるカメラに映っていることもあるからなんです。
これらの確認作業は、警察に被害届を出すと警察がやってくれますが、
どの範囲まで捜査してくれるかは分からないんです。
ですので、ご自身が納得できるまで徹底的に調べたい時には、
警察任せにせずに自分でも行動する必要があります。
車で当て逃げされた時の対処法3
●被害届を出す
参照元URL:http://hilifesbkingmasa.com/
まずは警察へ被害届を出すことが大切なんです。
犯人が分からないので、
届け出てよいのか心配に思うかもしれませんが、
当て逃げは立派な犯罪ですので被害届を出せるんです。
被害届が出れば警察も当て逃げ犯の捜査をしてくれますので、
警察へ行くことが犯人捜しの第一歩ということになりますね。
この時、相手の車のナンバー車種、色などが分かっていると、
逮捕につながりやすくなりますよ。
もし、何もわからない場合は、
被害に遭った場所などを手掛かりに
捜査をするそうですが見つかる可能性は低めのようです。
車で当て逃げされた時の対処法4
●現場周辺の見回りをする
参照元URL:http://www.jalan.net/
車で当て逃げされた現場周辺の見回りをしてみるのもいいですよ。
当て逃げした犯人が、
当て逃げ現場の周辺に住んでいるなら、
見つけられるかもしれないからなんです。
例えば、生活圏内にある病院や銀行、スーパー等であれば、
ほとぼりが冷めたころにまた現れるかもしれません。
その間に相手が車を修理していると分からなくなってしまいますが、
そうでなければ擦った時にできた傷や、
自分の車の塗料の付着などで分かるかもしれません。
そんなに高い確率ではありませんが、
当て逃げした人が見つかるケースもあるようですよ。
車で当て逃げされた時の対処法5
最後に、当て逃げされてできた傷を直すための、
費用はどうすれば良いかということをご紹介しますね。
もし、当て逃げ犯が見つかれば修理費を請求することもできますが、
見つからなければ自費で直すことになりますよね。
その時に、自分の貯蓄などを充てるか、
車両保険に入っていれば保険金で直すこともできますよ。
どちらの方が良いのか、
それぞれメリットとデメリットについてご説明しますね。
当て逃げされて負った損害を自費で直す
参照元URL:http://www.renosell.jp/
自費で直さなければいけないなんて、なかなか納得できませんよね。
修理費が高ければお金を用意するのも大変ですし、
予定外の出費に精神的にもとても負担になってしまいますね。
他人のせいでお金を支払う時点でマイナスなわけですが、
敢えて自費で直すメリットを挙げるとすれば、
それは、万が一犯人が見つかった時に損害賠償を請求できるということなんです。
保険で直してしまうと“損害を受けた状態”がなくなってしまうため、
直ったものに対して費用を請求することができないそうですよ。
やはり理不尽過ぎて納得できないかもしれませんが、
実際のルールではそう決まっているんです。
当て逃げは見つからない確率の方が高いので、
万が一を想定して自費で直すか、保険を使うか悩みますよね。
当て逃げされて負った損害を保険で直す
参照元URL:http://hoken.jobmark.jp/
保険が適用されるんです。
ただし、免責事項の内容によっては自己負担があったり、
修理費が免責金額を超えないと支払われない、
といった内容の契約もありますので注意が必要ですね。
ですので、ご自分の加入している保険の内容について、
改めて確認されることをおすすめします。
もし、車両保険で直せるとしても、
次の年から保険料が高くなってしまいますので、
修理費が高くないようなら自費で直した方がよいかもしれませんね。
保険を利用する場合は、
そのあたりも考慮して利用するかどうか検討してくださいね。
自動車保険を検討される場合、利用者満足度の高い自動車保険会社をランキングで紹介しているサイトがありましたので参考に。自動車保険おすすめランキング
また、自費で直す場合でも書きましたが、
保険で直すとその後犯人が見つかっても、
相手の保険で直してもらうことができませんので、ご注意下さい。
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いかがだったでしょうか?
当て逃げされた時は、
犯人が見つかる可能性がとても低いので、
泣き寝入りすることになる場合が多いようですね。
それでも、できる限りのことをして犯人を見つけ出したいですよね。
運よく犯人が見つかることもあるので、
ただ泣き寝入りしたりせず、
自分のできる範囲でやれることを試してみてくださいね。
以上、今回は『車で当て逃げされた場合は保険や警察の報告は?対処方法のご紹介!』の記事でした。