ヒール&トゥとはMT車の
スポーツドライビングのテクニックの一つです。
スポーツ走行でタイムを縮めるためには、
コーナーの立ち上がりで、できるだけ力強く加速するのが重要になります。
そのためにはコーナー進入時に
減速したスピードに合わせて
ギアをシフトダウンしておくのが重要です。
そこで加速するときに
シフトダウンするのではなく、
コーナー進入時のブレーキングに合わせてシフトダウンを
済ませておくためのテクニックがヒール&トゥです。
理にかなってるこのヒール&トゥですが
やり方やコツがわからない方や、
やり方が分かっていても難しくてできないなんて方は多いと思います。
そこで今回はヒール&トゥのやり方やコツを
動画を使って書いていきたいと思います。
ヒール&トゥのやり方の動画!
参照元URL:https://youtu.be/o2U6DFQKW-I
ヒール&トゥはサーキット走行には欠かせないテクニックです。
こちらのヒール&トゥのやり方の動画ですが、
細かく説明してあり、非常にわかりやすいです。
ヒール&トゥは
感覚をつかむことが大事なので
なんども練習し感覚をつかみましょう。
動画をよく見て
ヒール&トゥのやり方の順序を
しっかり頭に植えつけてから練習するのがいいでしょう。
ヒール&トゥのやり方は?
参照元URL:http://booboow.blog89.fc2.com/
ヒール&トゥはアクセル、ブレーキ、クラッチを
全て使うテクニックです。
MT車は左足でクラッチペダル、
右足でアクセルペダルと
ブレーキペダルを操作します。
通常右足はアクセルかブレーキのどちらかのペダルに足が乗りますが、
ヒール&トゥはこの3つのペダルを同時に操作するため
高度なテクニックとされています。
①右足のつま先でブレーキを踏みます。
このときブレーキングの強さは足首で調節するイメージです。
②クラッチを左足で踏みます。
③ギアをニュートラルの位置にいれクラッチから左足を離す。
④右足を捻るようにしてかかとでアクセルを
「ブン」と空吹かしする。
⑤左足でクラッチを踏みます。
⑥ギアをニュートラルにする前の一つ下のギアに入れる。
⑦左足をクラッチから離します。
ヒール&トゥの一通りの流れとしてはこんな感じです。
やり方のコツとして、
アクセルを空吹かしする時は、
完全にかかとではなく、
右足の裏の右側をアクセルに触れさせれば
足首を捻ることでアクセルは吹かせます。
またタイヤをロックさせてはいけないので
ブレーキのコントロールは足首で微妙な
踏力をあたえることがコツになります。
こちらは感覚を掴めれば簡単にできますので
アクセルとブレーキの感覚をつかむように練習しましょう。
ブレーキとアクセルの感覚は車によって違うので
踵を使わなくても踏み込める車種もあります。
ご自身の愛車の感覚をしっかりと体で覚えましょう。
MT車のシフトダウンにヒール&トゥはなぜ使われるのか?
参照元URL:http://news.livedoor.com
ヒール&トゥはMT車でサーキット走行などをする人なら
やり方を覚えていた方がいい言われていますが、
なぜヒール&トゥのやり方をマスターしていた方がいいのでしょうか?
コーナーを早く通過するには
速度を落とし、コーナーの途中から
加速しコーナーを脱出するというのが
レースの世界では当たり前です。
その加速のためには、シフトダウンを行い、
エンジンの回転数をパワーバンド範囲内に保つ必要があります。
ここで問題が生じてきます。
MT車でギア3速で時速60km
エンジン回転数が3000回転/分だったとします。
この状態から2速ギアにシフトダウンたとすると
エンジン回転数が4000回転に跳ね上がり、
急激なエンジンブレーキが掛かってしまいます。
この場合は、ギアを3速からニュートラルにして、
アクセルペダルを踏み込みエンジンの回転数を4000回転に上げてから
ニュートラルからギアを2速にシフトダウンして、
急激なエンジンブレーキと、
回転数差による車への負担を減らすように
シフトダウンの後、クラッチを合わせる時の
エンジン回転数を合わせることが重要です。
そこでエンジンの回転数を合わせるために
アクセルを吹かす時はノーブレーキング状態に
なってしまうためヒール&トゥというテクニックが必要になります。
MT車で気持ちのいいドライビングと
速さを追求する方々によって考えられたテクニックと言えるでしょう。
ヒール&トゥをするのにおすすめなアイテムは?
ここまでヒール&トゥのやり方やコツを
紹介させていただきましたが
そのヒール&トゥのやり方を覚えるために
オススメなアイテムを紹介したいと思います。
ヒール&トゥをするのにはペダルカバーがおすすめ!
ヒール&トゥのやり方は
さきほど紹介した通り
高度なテクニックと足先の感覚が重要になります。
そこでスポーツタイプのペダルカバーを
つけることでペダルの踏み面を
大きくし足先の感覚がつかみやすくすることができます。
汎用タイプのペダルカバーは色々と販売されていますので
ご自身にあったペダルカバーをつけることをおすすめします。
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いかがでしたでしょうか?
ヒール&トゥのやり方やコツは掴めましたでしょうか?
今回紹介したヒール&トゥのやり方の動画の他にも
コツなどを紹介した動画は多々あります。
やり方は分かっていてもなかなかできない方は
色々な動画をみて自分のやり方とどこが
違うのか見比べて
感覚をつかむまで何度も練習しましょう。
以上今回は『ヒール &トゥのやり方!MT車でシフトダウンする時のやり方をご紹介!』の記事でした。